私が住む地域には、高齢者が気軽に集まり、おしゃべりする場所がありませんでした。
そこで、平成27年7月に「いきいきサロン」を夫婦で設立しました。
「いきいきサロン」とは定期的に集まり、おしゃべりを楽しみ、体操で身体を動かし、友達や仲間との交流を広げ、いつまでも健康で元気にいきいきと暮らせるように、手助けする場です。
高齢者対策の一環として、甲斐市でも力を入れている事業です。
ボランティアの指導者講習会に参加して、地域の「いきいきサロン」をどう進めるか模索しています。
いろいろな活動がありますが、サロンで人気がある遊びは「脳活」トレ-ニングです。
「脳活」トレ-ニングとは、認知症予防のために考えられた、脳を活性化するための運動です。
たとえば、右手はパ-で太ももをスリスリ、左手はグ-で太ももをトントンとたたく動作を何度か行った後、動きを逆に行うことなどの遊びです。
遊びは何種類もあり、案外難しいもので笑いを誘い空気が和みます。
うまく出来ないときに脳が働き、遊びに慣れてしまうと脳は働かないそうです。
私も、高齢者ですのでいきいきサロンの先頭に立ちながら、遊びを自分の脳活のために取入れています。
サロンの設立は、夫婦の会話も弾み地域の方々に喜ばれ、日頃のコミュニケ-ション作りにも役立っています。
フォルクロ-レでも同様なことが言えると思います。
新しい曲に挑戦する意欲を持ち続け、スム-ズに演奏できるまでの過程が「脳活」トレ-ニングになり、重要視されている部分です。
若さを保つ為にも、今以上これからも頑張りたいと思います。
この「月刊グルーポ・モンターニャス」はメンバーによるリレー形式の記事を載せています。
メンバーの思い入れの1曲とか、おすすめCDとか、楽器についてのウンチクなど内容はさまざまです。
2016年1月1日金曜日
2015年12月3日木曜日
葡萄農家 丸山高男(ビエントス)
めっきり寒くなったとは言え今年は暖冬模様、予報によるとエルニーニョで大雪の可能性もあるらしいです。
百年に一度の異常気象が来年も起こらないことを願うばかりです。というのも今年から葡萄栽培を本格的に始めたばかりで、雪の対策までまだ手が回らない現状です。
どうか天候に恵まれますようにと祈るばかり、12月からは巨峰の剪定作業に取り掛かります。
農業1年目としては今年はなかなかの出来と自分では評価しています。というのも農協出荷をしたのですが葡萄の等級評価が最上級を頂いて自分でもビックリ、ビギナーズラックかな?
今年は貸していた畑も帰ってきて本格的に葡萄専業農家になります。楽しいやら苦しいやら。
2015年11月1日日曜日
SPレコード 堀込孝一(ビエントス)
秋の夜長にふさわしくアナログ・レコードの話を・・・。
フォルクローレに親しむ以前は、ジャズ・ボーカルを主に聴いていた。
それも1940年代~50年代というアメリカの古い録音が中心だった。
CDだけでなく、LPも多少は所有し、現在も気が向いた時には針をおとしているが、LPの他にもシャレ程度に「SPレコード(SP盤)」も所有している。
一般的なSP盤は、10インチ(25cm)の盤に各面1曲が録音されている。回転数は、1分間に78回転。ステレオという概念が無い時代、当然、モノラル録音である。
私の普段使いのレコードプレーヤは、33回転と45回転のみだから、SP盤はかけられない。そのためSP盤を聴く(試聴)ためだけに安い3スピードのポータブル・レコード・プレーヤーも使っている。
この安いポータブル・レコード・プレーヤーでも、SP盤を聴くには、オプションのSP盤専用針が必要である。しかし、所詮、ポータブル・レコード・プレーヤー。その音はあまりにも浮ついた印象で、軽く浅かった。針圧も調整出来ない。音飛びしそう。盤を痛めそう。
持っているSP盤は、ほとんどLP化・CD化されているので、SP盤をわざわざ聴く必要性は皆無であると感じつつも、せっかくなのでSP盤を聴くための現代的で安価なサブ・システムを導入してみることにした。
本当なら、SP盤の時代の最高の蓄音器を、完全にメンテした状態で購入するのが一番手っ取り早いが、鼻からそんな情熱は無い。しかし、せめて、SP盤とLP盤を、カートリッジを交換して聴く最低限のシステムというのがコンセプト。
アンプとスピーカーは、「BOSEのAW-1」というラジカセを使用。これは、カセットが故障しているジャンク品を安く買って、ラジオとしてたまに使用している物を活用。ラジカセと言ってもCD等の外部入力端子もあり意外と便利で、しかも、音は中低域が張り、まとまりが良い。7~8年前に購入、五千円位だったか。
そして、現代のレコードプレーヤーで78回転があるのは(予算の範囲で)、やはり3スピードのプレーヤーであり、数年前に倒産したVESTAXのというDJ関連メーカーの「BDT-2500」をチョイス。ヤフオクで2千円台でゲット。これは、PHONO端子接続と通常のLINE端子の接続の切り替えが付いているので、PHONO端子の無いAW-1にも使用可能である。
肝心のカートリッジであるが、SP盤専用のカートリッジは、安くても数万円もする。そこで検索すると、JICO(日本精機宝石工業株式会社)というメーカーでSP盤用交換針が多数ラインナップされており、通販で買える。なかでも世界的な音響メーカーであるShureのカートリッジ用の交換針にSP用も多数用意されている。ShureのカートリッジにJICOのSP用交換針を組み合わせることにした。
何年か前のDJブームではShureのカートリッジが多く使われていたが、そのためか地方のハードオフあたりでも、Shureの中古カートリッジは比較的簡単に手に入る。DJでは定番とも言えるテクニクスのヘッドシェルが付いたShure・SC35C(MM)が程度良さそう、ということで購入。3千円位。これは、トレース・ミスが少ないという点で、アメリカの放送局でも使われることもあるらしい。これの交換針として「JICOの交換針SS-78E」を発注。3千円強。
LP用には、同様にShureの定番M44シリーズから、あえて定番人気のM44Gを外して、SC35Cに構造が近いM44GXを選択。これはヤフオクで2千円程度と安さに引かれたから。これにもテクニクスのヘッドシェルが付いてきた。
さあ、聴くぞ!と思ったが、ここで思わぬ問題が、JICOのSC-35CのSP用針(SS-78E)の針圧が3.0~4.0g。これに対してM44GXの針圧が0.75~1.5g。この2つのカートリッジを交互に使うには、各針圧の調整が必要であり、その前提としてその両者の針圧をある程度正確に管理する必要がある。
予定外だが、ここで、新たにデジタル針圧計を導入することとなった。これは、ちょっとしたDIYを含め、1千円程度に収めた。
やっとこれで聴けるぞ!と試聴。こんなシステムでも、SP盤は、ノイズの中から大らかで、かつ、臨場感のある音を楽しめる。CDなどの現代のソースでは、BASSを効かせて聴きたいところだが、SP盤では、レンジが狭いのかナチュラルなノーマルモードの方が聴きやすいと感じた。
正直もっと良いシステムで聴いてみたいという気持ちも湧きあがる。
しかし、音は別として、SP盤は、いかんせん片面3分程の演奏時間である。ゆったり聴いてはいられない。針の上げ下げにも緊張感を伴う(BDT-2500の操作は、すべて手動になります)。曲の初めから終わりまでイヤでも集中して、緊張して聴くことになる。
SP盤からLPへ変わった時代に遭遇した人は、LPがいかに音楽をゆったりと楽しめるものだと感じたことだろう。また、CDの時代になり、さらに音楽は便利になった。
ましてや、今は音楽をダウンロードして聴く時代だ。
しかし、ダウンロードした便利な音楽も良いが、SP盤を聴くというのは、より贅沢な行為であると予感した。
とはいえ、SP盤再生もこだわればキリがない。やっとスタート地点といったところだが、とりあえず、今は、この程度で止めておく。
なお、私の母の実家は宝飾加工業者であり、戦時中、国からの依頼で水晶(系)のSP盤用の針を特別に加工し納品していたという。一般的にSP盤は「鉄針」で聴く。いったいあの時代、誰が水晶針を使っていたのか。
フォルクローレに親しむ以前は、ジャズ・ボーカルを主に聴いていた。
それも1940年代~50年代というアメリカの古い録音が中心だった。
CDだけでなく、LPも多少は所有し、現在も気が向いた時には針をおとしているが、LPの他にもシャレ程度に「SPレコード(SP盤)」も所有している。
一般的なSP盤は、10インチ(25cm)の盤に各面1曲が録音されている。回転数は、1分間に78回転。ステレオという概念が無い時代、当然、モノラル録音である。
この安いポータブル・レコード・プレーヤーでも、SP盤を聴くには、オプションのSP盤専用針が必要である。しかし、所詮、ポータブル・レコード・プレーヤー。その音はあまりにも浮ついた印象で、軽く浅かった。針圧も調整出来ない。音飛びしそう。盤を痛めそう。
持っているSP盤は、ほとんどLP化・CD化されているので、SP盤をわざわざ聴く必要性は皆無であると感じつつも、せっかくなのでSP盤を聴くための現代的で安価なサブ・システムを導入してみることにした。
本当なら、SP盤の時代の最高の蓄音器を、完全にメンテした状態で購入するのが一番手っ取り早いが、鼻からそんな情熱は無い。しかし、せめて、SP盤とLP盤を、カートリッジを交換して聴く最低限のシステムというのがコンセプト。
アンプとスピーカーは、「BOSEのAW-1」というラジカセを使用。これは、カセットが故障しているジャンク品を安く買って、ラジオとしてたまに使用している物を活用。ラジカセと言ってもCD等の外部入力端子もあり意外と便利で、しかも、音は中低域が張り、まとまりが良い。7~8年前に購入、五千円位だったか。
そして、現代のレコードプレーヤーで78回転があるのは(予算の範囲で)、やはり3スピードのプレーヤーであり、数年前に倒産したVESTAXのというDJ関連メーカーの「BDT-2500」をチョイス。ヤフオクで2千円台でゲット。これは、PHONO端子接続と通常のLINE端子の接続の切り替えが付いているので、PHONO端子の無いAW-1にも使用可能である。
肝心のカートリッジであるが、SP盤専用のカートリッジは、安くても数万円もする。そこで検索すると、JICO(日本精機宝石工業株式会社)というメーカーでSP盤用交換針が多数ラインナップされており、通販で買える。なかでも世界的な音響メーカーであるShureのカートリッジ用の交換針にSP用も多数用意されている。ShureのカートリッジにJICOのSP用交換針を組み合わせることにした。
何年か前のDJブームではShureのカートリッジが多く使われていたが、そのためか地方のハードオフあたりでも、Shureの中古カートリッジは比較的簡単に手に入る。DJでは定番とも言えるテクニクスのヘッドシェルが付いたShure・SC35C(MM)が程度良さそう、ということで購入。3千円位。これは、トレース・ミスが少ないという点で、アメリカの放送局でも使われることもあるらしい。これの交換針として「JICOの交換針SS-78E」を発注。3千円強。
LP用には、同様にShureの定番M44シリーズから、あえて定番人気のM44Gを外して、SC35Cに構造が近いM44GXを選択。これはヤフオクで2千円程度と安さに引かれたから。これにもテクニクスのヘッドシェルが付いてきた。
さあ、聴くぞ!と思ったが、ここで思わぬ問題が、JICOのSC-35CのSP用針(SS-78E)の針圧が3.0~4.0g。これに対してM44GXの針圧が0.75~1.5g。この2つのカートリッジを交互に使うには、各針圧の調整が必要であり、その前提としてその両者の針圧をある程度正確に管理する必要がある。
予定外だが、ここで、新たにデジタル針圧計を導入することとなった。これは、ちょっとしたDIYを含め、1千円程度に収めた。
やっとこれで聴けるぞ!と試聴。こんなシステムでも、SP盤は、ノイズの中から大らかで、かつ、臨場感のある音を楽しめる。CDなどの現代のソースでは、BASSを効かせて聴きたいところだが、SP盤では、レンジが狭いのかナチュラルなノーマルモードの方が聴きやすいと感じた。
正直もっと良いシステムで聴いてみたいという気持ちも湧きあがる。
しかし、音は別として、SP盤は、いかんせん片面3分程の演奏時間である。ゆったり聴いてはいられない。針の上げ下げにも緊張感を伴う(BDT-2500の操作は、すべて手動になります)。曲の初めから終わりまでイヤでも集中して、緊張して聴くことになる。
SP盤からLPへ変わった時代に遭遇した人は、LPがいかに音楽をゆったりと楽しめるものだと感じたことだろう。また、CDの時代になり、さらに音楽は便利になった。
ましてや、今は音楽をダウンロードして聴く時代だ。
しかし、ダウンロードした便利な音楽も良いが、SP盤を聴くというのは、より贅沢な行為であると予感した。
とはいえ、SP盤再生もこだわればキリがない。やっとスタート地点といったところだが、とりあえず、今は、この程度で止めておく。
なお、私の母の実家は宝飾加工業者であり、戦時中、国からの依頼で水晶(系)のSP盤用の針を特別に加工し納品していたという。一般的にSP盤は「鉄針」で聴く。いったいあの時代、誰が水晶針を使っていたのか。
2015年10月1日木曜日
「三角山放送局~世界音楽めぐり・南米フォルクローレ紀行」 桜井小百合(ボーカル・ボンボ)
三角山放送局というのは、北海道のコミュニティFMラジオ局です。
その中でも、週替わりでパーソナリティが変わり様々な番組を企画・放送する時間帯があります。
毎月最終月曜日の朝8時~9時は、フォルクローレ専門番組「世界音楽めぐり・南米フォルクローレ紀行」。(再放送は同日午後7時~8時)森末雅子さんという方がパーソナリティを務めています。
森末さんも北海道でフォルクローレのグループに所属していて、演奏活動をしているようです。
森末さんは、北海道はもとより日本各地で開催されるフォルクローレのイベントやコンサートに出掛けて、取材に駆け回っています(趣味と実益を兼ねて?)
番組内ではフォルクローレの曲や、各地で行われるアマチュアやプロのグループのライブの音源なども紹介されてとても内容が濃い一時間です。リクエストにも応えてくれますよ。
以前はNHKかどこかでフォルクローレ(民族音楽?)のラジオ番組があったように記憶していますが、もう放送していないし、今も茨城ではフォルクローレのラジオ番組を放送しているらしいのですが・・・残念ながら山梨では聴く事が出来ません。
しかし、この三角山放送局はコミュニティFMではありますが、山梨・・・いや、全国?全世界?で聴けます。インターネットで聴けるのです!
パソコンからは「サイマルラジオ」というサイトを検索して、北海道の三角山放送局を選択。
スマホでは「Listen Radio」か「Tuein Radio」という無料アプリをインストールすると聴けます。
「Tuein Radio」はパソコンかタブレットからだと予約録音もできますよ。
詳しくは「三角山放送局」のサイトをご覧ください。
希少価値?(=^・^=)なフォルクローレのラジオ番組です。
月の最終月曜日。是非、聴いてみてくださいね!
その中でも、週替わりでパーソナリティが変わり様々な番組を企画・放送する時間帯があります。
毎月最終月曜日の朝8時~9時は、フォルクローレ専門番組「世界音楽めぐり・南米フォルクローレ紀行」。(再放送は同日午後7時~8時)森末雅子さんという方がパーソナリティを務めています。
森末さんも北海道でフォルクローレのグループに所属していて、演奏活動をしているようです。
森末さんは、北海道はもとより日本各地で開催されるフォルクローレのイベントやコンサートに出掛けて、取材に駆け回っています(趣味と実益を兼ねて?)
番組内ではフォルクローレの曲や、各地で行われるアマチュアやプロのグループのライブの音源なども紹介されてとても内容が濃い一時間です。リクエストにも応えてくれますよ。
以前はNHKかどこかでフォルクローレ(民族音楽?)のラジオ番組があったように記憶していますが、もう放送していないし、今も茨城ではフォルクローレのラジオ番組を放送しているらしいのですが・・・残念ながら山梨では聴く事が出来ません。
しかし、この三角山放送局はコミュニティFMではありますが、山梨・・・いや、全国?全世界?で聴けます。インターネットで聴けるのです!
パソコンからは「サイマルラジオ」というサイトを検索して、北海道の三角山放送局を選択。
スマホでは「Listen Radio」か「Tuein Radio」という無料アプリをインストールすると聴けます。
「Tuein Radio」はパソコンかタブレットからだと予約録音もできますよ。
詳しくは「三角山放送局」のサイトをご覧ください。
希少価値?(=^・^=)なフォルクローレのラジオ番組です。
月の最終月曜日。是非、聴いてみてくださいね!
2015年9月2日水曜日
初心者練習会(ソル・ナシエンテ)の活動状況 橋本真樹(チャランゴ・ギターラ)
今年も山梨県主催イベント「やまなし県民文化祭・アコースティック音楽祭」が開催されることになり、初心者練習会(愛称:ソル・ナシエンテ)も参加させていただけることになりました。初心者練習会の参加者の大半が、平成19・20年度に実施された山梨県主催のケーナワークショップ修了者であるというご縁から、このイベントには第1回から8年連続で参加させていただいております。
開催日時は10月3日(土)13時~16時で、開催場所は笛吹川フルーツ公園・くだもの広場(山梨市江曽原1488)となります。
今年の開催に際しては、参加団体の応募資格も緩和され、従来以上にバラエティーに富んだ演奏会になると思いますので、参加者である私たち自身も大いに期待しております。観覧は無料ですので、関心ある方は、お気軽に来場いただきたいと思います。
さて、平成27年も3分の2が過ぎ、今年これまでの初心者練習会の活動状況を大まかに振り返ってみたいと思います。
定例練習以外の主な参加イベントは、末尾に記載のとおりです。少しばかり物珍しい音楽をやっている以上、演奏の依頼を受けることがあるのは自然な流れとしても、まだまだ実力不足の集団にとっては人前演奏の機会多過ぎではないでしょうか?練習時間が確保できないから、イベント直前の練習で体裁だけ整えて舞台に上がってしまう、なんてこと繰り返していては何の進歩もないよなあ!というのが正直な感想です。
全くの初心者からある程度演奏できる方まで、練習会参加者それぞれが現状より高いレベルに達するための契機とならなければ「練習会」として開催する意味もなくなってしまいますし、そうならないよう演奏内容そのものの充実を図っていきたいと考えています。手始めに、前記「アコースティック音楽祭」で少しばかりのチャレンジを予定。もちろん失敗のリスクも高まるわけですが、失敗したらしたなりに真摯に反省し、今後の糧にするというようなことも、大いに必要なことだと思います。
(H27参加イベント一覧)
4月6日 YBS ててて!TV出演
5月2日 フォルクローレ交流会(山梨県青少年センター)
5月17日 輪になろう中央市民のつどい(玉穂総合会館)
7月25日 山梨県立科学館で演奏(夏期特別企画展「深海モンスターウォッチ」)
8月16日 まちなかステージ(清里駅前)
8月22日 長塚祭(敷島南小学校)
開催日時は10月3日(土)13時~16時で、開催場所は笛吹川フルーツ公園・くだもの広場(山梨市江曽原1488)となります。
今年の開催に際しては、参加団体の応募資格も緩和され、従来以上にバラエティーに富んだ演奏会になると思いますので、参加者である私たち自身も大いに期待しております。観覧は無料ですので、関心ある方は、お気軽に来場いただきたいと思います。
さて、平成27年も3分の2が過ぎ、今年これまでの初心者練習会の活動状況を大まかに振り返ってみたいと思います。
定例練習以外の主な参加イベントは、末尾に記載のとおりです。少しばかり物珍しい音楽をやっている以上、演奏の依頼を受けることがあるのは自然な流れとしても、まだまだ実力不足の集団にとっては人前演奏の機会多過ぎではないでしょうか?練習時間が確保できないから、イベント直前の練習で体裁だけ整えて舞台に上がってしまう、なんてこと繰り返していては何の進歩もないよなあ!というのが正直な感想です。
全くの初心者からある程度演奏できる方まで、練習会参加者それぞれが現状より高いレベルに達するための契機とならなければ「練習会」として開催する意味もなくなってしまいますし、そうならないよう演奏内容そのものの充実を図っていきたいと考えています。手始めに、前記「アコースティック音楽祭」で少しばかりのチャレンジを予定。もちろん失敗のリスクも高まるわけですが、失敗したらしたなりに真摯に反省し、今後の糧にするというようなことも、大いに必要なことだと思います。
(H27参加イベント一覧)
4月6日 YBS ててて!TV出演
5月2日 フォルクローレ交流会(山梨県青少年センター)
5月17日 輪になろう中央市民のつどい(玉穂総合会館)
7月25日 山梨県立科学館で演奏(夏期特別企画展「深海モンスターウォッチ」)
8月16日 まちなかステージ(清里駅前)
8月22日 長塚祭(敷島南小学校)
2015年8月1日土曜日
「金川の森にて」 大塚良夫(ビエントス)
金川の森でのコンサートを終え、駐車場へと歩いていると、「おじさん、おじさん」
と声の方を見ると、3人のおばあちゃんがベンチに座っていました。
「さっき、演奏していた人だね。楽しかったよ」
「若い頃流行した“愛染かつら(1937年)”よりよかったなあ」

「それじゃあ、今、何才ですか」
「私のとなりの菊代さんは92才なのよ。
金川の森のお祭りを楽しみにしていたので菊代さんにも声をかけ3人で来とうさ」
「私も高齢者の仲間入りしたこともあってか、夜8時に寝てしまうこともあります。

ときどき、高齢者の健康について話してくれることもあります。高齢になると老化がどんどんと進むそうです。老化をゆっくりさせるには、体を動かすこと。歩くこと。
外出すること・・・など。それと、頭を働かすことをしなければなりません。友達と話す。音楽会、絵を見に行く、自分の好きなことをする。
さっそく、実行に移しました。歩くこと、自転車運転、ラジオ体操・・・どれも三日坊主。ところが三日坊主でもいい、三日坊主を続ければよいそうです。
お医者さんの話だと、転んで骨折し、横になっている時間が長くなると胃や心臓など内蔵の機能が低下するそうです。」
「ためになる話、ありがとうね。ところで、おじさんの名前は」
「オ・オ・ツ・カ、グループの名前はモンターニャス。また、金川の森で再会できるといいですね」
そして、おばあちゃんたちにさよならを言って帰りました。
2015年7月1日水曜日
「フォルクローレのタイムカプセル」 堀込孝一(ビエントス)
古い雑誌の紹介です。
現在の「ラティーナ」という中南米音楽情報誌の前身は「中南米音楽」という雑誌であったそうな。
その「中南米音楽」の臨時増刊号が2冊。
一つは、1975年(昭和50年)1月発行の「フォルクローレのすべて‘75」。
もう一つは、1978年(昭和53年)11月発行の「フォルクローレ79」である。
この増刊号2冊は、モンターニャスのメンバーの大塚さんが、リアルタイムで購入し、愛読していたのを二十年ほど後に借りて知ったのだが、最近、苦労して2冊とも入手出来た。
前者(75)は、「いま日本で多くレコードが出ていて、広く親しまれているアルゼンチンのフォルクローレを中心に編集」されています。後者(79)も、やはりアルゼンチンのフォルクローレが中心に編集されています。
75では、クリスティーナとウーゴ、アタワルパ・ユパンキ、メルセデス・ソーサ、ロス・インカス、ロス・カルチャキスなどアルゼンチン系の大スター。それに混じって、インティ・イリマニ、キラバジュンなどのチリ系も紹介されていますが、79では、タワンテンスゥーユ、ロス・ライカス、エルネスト・カブール、グルーポ・アイマラなどボリビア系も目につくようになっています。75で、生粋のボリビア系は、ロス・ワラワラくらいだったでしょうか。
また、79では、ウニャ・ラモスやアントニオ・パントーハなどケーナを中心として演奏するアーティストの比率が高くなっています。
75では、「フォルクローレ名曲250選」、79では、「厳選!名曲ベスト100」との企画。また、「フォルクローレLPベスト50(75)」、「評論家の選んだベストLP30(79)」などの企画も。
75、79ともに約130枚ほどの日本盤LPが紹介されていますが、今となっては、これらの記事は非常に貴重で、75で、紹介されたアルゼンチンのアーティストなどをAmazonなどで検索しても、ほとんどヒットしません。CD化から洩れてしまった、現代では顧みられないアーティストがほとんどなのかもしれません。
でも、たまに中古レコード店やネットオークションなどで日本盤LPレコードを見かけたときには、この2冊を購入の参考にしています。
その他にも、各地のフォルクローレ愛好会、レコード店、楽器店、ファンの店(喫茶店、レストラン等)などが紹介されていて、当時のブームというものを垣間見る気がします。
古いLPを聴き返してみても、新しい発見もあるものです。
ボリビア音楽一辺倒になりがちな私にとっては、少しでも趣向の幅を広げるのに役立っていますし、これらの情報は、日本のフォルクローレを知るうえで、また、特に世代格差を埋めるツールとしても重宝しています。
現在の「ラティーナ」という中南米音楽情報誌の前身は「中南米音楽」という雑誌であったそうな。
その「中南米音楽」の臨時増刊号が2冊。
一つは、1975年(昭和50年)1月発行の「フォルクローレのすべて‘75」。
もう一つは、1978年(昭和53年)11月発行の「フォルクローレ79」である。
この増刊号2冊は、モンターニャスのメンバーの大塚さんが、リアルタイムで購入し、愛読していたのを二十年ほど後に借りて知ったのだが、最近、苦労して2冊とも入手出来た。
前者(75)は、「いま日本で多くレコードが出ていて、広く親しまれているアルゼンチンのフォルクローレを中心に編集」されています。後者(79)も、やはりアルゼンチンのフォルクローレが中心に編集されています。
75では、クリスティーナとウーゴ、アタワルパ・ユパンキ、メルセデス・ソーサ、ロス・インカス、ロス・カルチャキスなどアルゼンチン系の大スター。それに混じって、インティ・イリマニ、キラバジュンなどのチリ系も紹介されていますが、79では、タワンテンスゥーユ、ロス・ライカス、エルネスト・カブール、グルーポ・アイマラなどボリビア系も目につくようになっています。75で、生粋のボリビア系は、ロス・ワラワラくらいだったでしょうか。
また、79では、ウニャ・ラモスやアントニオ・パントーハなどケーナを中心として演奏するアーティストの比率が高くなっています。
75では、「フォルクローレ名曲250選」、79では、「厳選!名曲ベスト100」との企画。また、「フォルクローレLPベスト50(75)」、「評論家の選んだベストLP30(79)」などの企画も。
75、79ともに約130枚ほどの日本盤LPが紹介されていますが、今となっては、これらの記事は非常に貴重で、75で、紹介されたアルゼンチンのアーティストなどをAmazonなどで検索しても、ほとんどヒットしません。CD化から洩れてしまった、現代では顧みられないアーティストがほとんどなのかもしれません。
でも、たまに中古レコード店やネットオークションなどで日本盤LPレコードを見かけたときには、この2冊を購入の参考にしています。
その他にも、各地のフォルクローレ愛好会、レコード店、楽器店、ファンの店(喫茶店、レストラン等)などが紹介されていて、当時のブームというものを垣間見る気がします。
古いLPを聴き返してみても、新しい発見もあるものです。
ボリビア音楽一辺倒になりがちな私にとっては、少しでも趣向の幅を広げるのに役立っていますし、これらの情報は、日本のフォルクローレを知るうえで、また、特に世代格差を埋めるツールとしても重宝しています。
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