2016年1月1日金曜日

「脳活トレ-ニング」 岡田清和 (ビエントス)

 私が住む地域には、高齢者が気軽に集まり、おしゃべりする場所がありませんでした。
そこで、平成27年7月に「いきいきサロン」を夫婦で設立しました。
「いきいきサロン」とは定期的に集まり、おしゃべりを楽しみ、体操で身体を動かし、友達や仲間との交流を広げ、いつまでも健康で元気にいきいきと暮らせるように、手助けする場です。
高齢者対策の一環として、甲斐市でも力を入れている事業です。
ボランティアの指導者講習会に参加して、地域の「いきいきサロン」をどう進めるか模索しています。
いろいろな活動がありますが、サロンで人気がある遊びは「脳活」トレ-ニングです。

「脳活」トレ-ニングとは、認知症予防のために考えられた、脳を活性化するための運動です。
たとえば、右手はパ-で太ももをスリスリ、左手はグ-で太ももをトントンとたたく動作を何度か行った後、動きを逆に行うことなどの遊びです。
遊びは何種類もあり、案外難しいもので笑いを誘い空気が和みます。
うまく出来ないときに脳が働き、遊びに慣れてしまうと脳は働かないそうです。
私も、高齢者ですのでいきいきサロンの先頭に立ちながら、遊びを自分の脳活のために取入れています。
サロンの設立は、夫婦の会話も弾み地域の方々に喜ばれ、日頃のコミュニケ-ション作りにも役立っています。

フォルクロ-レでも同様なことが言えると思います。
新しい曲に挑戦する意欲を持ち続け、スム-ズに演奏できるまでの過程が「脳活」トレ-ニングになり、重要視されている部分です。
若さを保つ為にも、今以上これからも頑張りたいと思います。