2020年9月1日火曜日

「コロナとフォルクローレ練習会」堀込 孝一(サンポーニャ)

  モンターニャスの定期練習会は、6月(2020年)から再開している。

 第2土曜日と第4土曜日の月2回であるが、思い切り音が出せる貴重な練習の機会となっている。

会場の広さは十分で、さらに換気扇とエアコンを同時に使用という贅沢。

モンターニャスの全メンバーが来ても十分に密を回避できると感じる。


 思えば、今年の2月中旬に、この会場で、毎年恒例のワールド・ワイド・パーティーという国際交流イベントが開催された。

モンターニャスも参加させていただいた。

そのイベントは、50名以上の参加者が「密」での演奏・ダンス等と食事会。

その時も、コロナ感染も話題になったが、対岸の火事というか、国内のごく一部のエリアの話といったイメージで、今のこんな状況になるとは思ってもいなかった。




4ケ月以上会場が使えなかったとはいえ、「個人練習ならいつでも出来るだろう」と昔なら正論を言えたかもしれないが、現在、具体的な目標や出番無しに自主練習する気にもなれなくなっている私。

コロナを理由として練習しないという状況にずいぶん慣れてしまっていたが、このままでは良くない。

練習会は実際のところ、メンバーの半分も集まれない状況であるが、来られるメンバーだけで、出来ることをやっている。

4か月振りの練習は、音源に合わせて演奏してみるとイメージよりずっと早く感じて、スピードについていけない。

また、自分の受け持ちのサンポーニャの音が恐ろしいほど出ない。

しかも、息が続かなくて辛い。

特に、トヨスはろくな音が出ない。

こんなにも練習しなかったのは、フォルクローレを始めて初である。

こんなにもダメな自分に驚く。

今は、練習会を活用して、少しづつ自分の音を取り戻していきたい。

本当に、心身ともにリハビリが必要である。

これは、私にとっての「緊急事態宣言」である。