2018年8月10日金曜日

「刀剣つれづれ」橋本真樹 チャランゴ、ギターラ

 東京上野の国立博物館では、多くの収蔵品を順繰りに公開展示しているようですが、大江山の鬼・酒呑童子を切ったという伝説の名刀「童子切安綱(どうじきりやすつな)」、本年11月末~2月に展示予定だそうです。前回展示された際(約2年半前)、千年の時を経て輝く地金の美しさにすっかり魅せられてしまったのがきっかけとなり、それまで以上に刀剣鑑賞に勤しむようになってしまいました。今回展示期間中は、毎週でも通ってしまうかも・・


 それにしても、刀剣展示の見学者の中に、若い女性ふえましたよね。「刀剣女子」と呼

ばれ呼ばれてちょっとブームになってるようですが、日本の伝統文化に触れる若い人が増

えるのは喜ばしいことだと思います。彼女たちの多くが、「刀剣乱舞」とかって漫画に登

場するイケメン青年のファンから始まってるようですが、入口はどうあれ、本物まで掘り

下げて追求しようとする熱意・探究心が素晴らしい!


 そんなこんなで、女性と遭遇する機会も増え、個人的にラブロマンスの1つも始まるか

も・・などといくらか期待もしてみましたが、こちらの方はさっぱりで・・

 そもそも、イケメン志向の若い子なら、くたびれた中年オヤジには見向きもしないよ

ね!(妄想・幻想を抱くのはやめよう!)



 さておき、自分にとって「刀剣」とは、心を鍛え・身体を鍛えるための道具であるとい

うのが第一義。竹刀・木刀・模擬刀といった長尺物を振ること自体が楽しいので、「童子

切安綱」を初めて見た時には、手に取って振ってみたいという衝動を抑えるのに苦労して

しまいました。(もちろん国宝の刀剣に一般人が直接触れることはできません!)結局、

同じ長さの模擬刀を注文製作で入手し、憧れの名刀手にしたつもりで振り回しています。

刃長2尺6寸4分(約80㎝)はかなり長いですが、自分のイメージ通り納得できる振り

ができるよう、とにかく振り込む。そのような鍛錬の積み重ねが、「剣の理法の修練によ

る、人間形成の道(全日本剣道連盟)」に繋がれば理想なのでしょうし、無駄の無い身体

運用法を追求し続けることで、日常生活や音楽活動にも好影響が得られるものと考えてい

ます。




【初心者練習会(ソル・ナシエンテ)出演イベントの告知】





 11月3日(土・祝)、山梨市民会館で開催される山梨県主催イベント「やまなし県民

文化祭・アコースティック音楽祭」に、今年も参加させていただけることになりました。

 イベントは12時25分開演。ソル・ナシエンテの出演は、15時30分頃の見込みです。

(13団体のトリです。)