2018年3月7日水曜日

「たつの ミュージックワールドⅡに参加して」堀込孝一(ビエントス)

3月4日(日)に、グルーポ・モンターニャスで、長野県の辰野町で開催された「ひびけ!たつの ミュージック ワールドⅡ」というイベントに参加してきました。

長野でフォルクローレ・グループを主宰していた林さんと音楽監督の唐沢先生が旧知の仲だったことにより、長野県のメンバーがいるグルーポ・モンターニャスに演奏を依頼してくれたようです。唐沢先生も、かつてフォルクローレ・グループに所属していたそうです。
モンターニャスが、昨年の5月の松本美術館でコンサートをした際に、唐沢先生に聴きに来てくださり、出演を依頼していただき、恐縮しつつも、その時は「ずいぶん先の話」という印象でした。しかし、いざとなると月日の経つのが早いものです。
イベントは3部構成で、ファースト・ステージが、「オーケストラ名曲の鑑賞」。
セカンド・ステージが「地球の裏側からの贈り物」で、フォルクローレ、ニュー・ラテン音楽、ボサノバを。
サード・ステージが「オーケストラと歌おう」。
当然、モンターニャスはセカンド・ステージのフォルクローレでありますが、辰野東小学校の児童が、先にリコーダー等で「コンドルは飛んで行く」を演奏するというので、当初、義務的に演奏するつもりだったコンドルは避けることにしました。
そして「マリポーサ」、「出会い」、「イミリタイ」で、モレナーダ、カルナバル、ティンクとボリビアのお祭り系のリズムの曲を演奏することとした次第。
児童のコンドルが、すごく清らかで心洗われる演奏だったので、モンターニャスの奇声をあげたり、荒々しい笛の音などの演奏は、観客も驚いたのではないでしょうか。
衣裳も、ポンチョやチャレコのミックスとしたのでバラエティー感満載、他の大半の出演者が黒いスーツと白いシャツという様子だったので、ずいぶん違和感あったと思います。対極という感じでしょうか。
でも唐沢先生からは、モンターニャスの登場で、「パッと色が入ったように雰囲気が変わってよかった」と言っていただいたので、安心しました。

すばらしい主催者と出演者、スタッフ・・・すべてがハイレベル。辰野町や長野県の文化水準の高さに感心し、山梨もなんとかしないといけないと感じました。
最後に、観客と出演者で、オーケストラをバックに「ふるさと(作詩:高野辰之)」を合唱しましたが、実に気持ちが良いものです。良い一日に感謝。
P.S.帰りがけに、隣の伊那市に立ち寄り、せっかくなので、みんなでご当地グルメの「ローメン」をいただきました。