2019年3月1日金曜日

「最近のフォルクローレの傾向」鈴木賢二(ギターラ)

最近のフォロクローレの傾向は、国境が薄れて来た感がある。
演奏家達は交流したり影響しあったりしているためかもしれない。
特にボリビアなどの重低音の影響が著しい。 とはいえ、その国や地方の特色ある音が無くなったはずがない。

特色ある素晴らしいグループが沢山ある。
カルカスはともかく、好きなグループを気ままに列挙してみた。
ペルーでは、Wayanay InkaのDolencias。


InkuyoのWipalaやVicuna。

エクアドル系のSisayはエクアドル特有の泣き節は少なく力強い。



ボリビアのKala MarkaのEl Doradoなどは壮大な感じがする。


異色なのは中国系メキシコ人、Ana GabrielのYo no te hago falta。

胡弓が入って耳ざわりがよい。彼女は元はロック歌手。マリアッチ何を歌う路線に戻った。

お付き合いありがとうございました。