2022年12月1日木曜日

「ビブラートについて」木戸岡 信次(ビエントス)

 

 歌でも、楽器演奏でも、「ビブラート」は表現を豊かにする必須アイテムです。

 

ビブラートの周期のイメージ

 ケーナを始めたばかりのころ、

 ケーナ教室で

 “ビブラートは自然にかかるので、無理にかけようとしない方が良い” と教わりました。

 しかし 自然にかかるのを待っていましたがかかる気配は無く、

 自然にはかからないとわかりました。

 

 ビブラートは意識して練習しないとかかりません。

 

アントニオ・パントーハのケーナ教室。LPレコード。

 ケーナのビブラートはケーナに当たる息の強弱ですから、

 やり方には腹(横隔膜?)

 喉(声帯?)

 口(舌,頬?)などあると思いますが、

 サンポーニャの息での揺らぎの表現は腹からですし、腹からの表現が良いと感じています

 

モンターニャスの演奏風景

練習にはリャキルナが良いです

心地よいビブラートの周期を実践できます。

 

意識せずにビブラートが自然にかかるようになってはじめて、

心地よい演奏になるのかなー

と思っています。