2015年6月4日木曜日

「沖縄音楽」今村均(ギターラ、ボーカル)

沖縄から八重山諸島を旅して来ました。

女子も男子も彫が深くて、美人がとても多いのを再認識しました。

観光を主産業としているだけ有って、とても親切で優しい人が多いと感じました。

肌は小麦色でまさにピエルモレナです。



何処に行っても独特な節回しの琉球音楽が流れています。

民謡酒場に毎晩行って盛り上がって来ました。

島酒(泡盛)を飲み交わし、音楽に合わせて何時間も踊ります。

ヨナ抜き音階は聞いていて心地良かったです。 レとラを抜いた5音階構成の音楽は世界各地にありますが、フォルクローレとはまた違う雰囲気です。

演奏が始まると誰彼構わずに踊りだす、本土の人も誘われて一緒に踊ります。

音楽と踊りが一体にある事を実感しました。

生活の中に音楽が生きている、フォルクローレも演奏が始まると皆が踊りだすのと同じです。

これは本土の人とは根本的に違うなぁと思いました。 元気なうちに南米を旅して、全身でフォルクローレを感じたいと言う思いを強くしました。

2015年6月2日火曜日

「ラテン・フォルクローレの哀愁の響き」堀込孝一(ビエントス)

「ラテン・フォルクローレの哀愁の響き」と言っても何のことはない。日本コロムビアの古いLP「アンデスの音楽~ラテン・フォルクローレの哀愁の響き」(PSS-264~5・F)を借りたので、紹介しておきます。





















サイモンとガーファンクルの「コンドル・パサ」のヒットが1970年とするとそれから3年後の1973年・昭和43年に日本コロムビアから発売された2枚組LP。42年前ですね。

フランスで活躍しているフォルクローレ・グループ6つを集め、それぞれ4曲づつを選んで、2枚組のアルバムに納めたものという。

当時から有名なロス・インカスやフランスで成功し、本国でも認められるようになったロス・ハイラス。

そういえば、ジャズも、フランスで認められてから、北米で評価されるようになったと聞く。

当時、キングレコードの「バークレイ」というレーベルの「ロス・チャコス」、「ロス・カルチャキス」などの「世界の民俗音楽シリーズ」やビクター系の「パントーハ」、「ウニャ・ラモス」、「コンドルカンキ」など、レコード各社が様々なアーティストのLPを発売していた。

その中で、コロムビアものは、ノーチェックだったのでより新鮮でした。

このLP、ケーナ一辺倒ではない、もう少し、幅のある南米音楽が満喫できます。

当時の演奏は、1曲1曲が短くて良いですね。24曲通しても約60分です。

   1 コンドルは飛んでゆく (EL CONDOR PASA) ロス・フォクルロリースタス

   2 三つのバイレシート (TRES BAILECITOS) ロス・フォクルロリースタス

   3 コージャ族のクエカ (CUEQUITA DE LOS COYAS) ロス・ベルビアーノス

   4 ビダーラ (VIDALA) ロス・ベルビアーノス

   5 こだま (EL ECO) ロス・インカス

   6 日照りの丘 (CERRO SECO) ロス・インカス

   7 花祭り (EL HUMAHUAQUENO) ロス・コンドーレス

   8 トウモロコシ作りの歌 (CANTO DE LOS HOMBRES DE MAIZ) ロス・コンドーレス

   9 牧場娘 (LA PASTORA) ロス・ハイラス

   10 母よあなたの足許に (A VUESTROS PIES MADRE) ロス・ハイラス

   11 青い麦 (TRIGO VERDE) ロス・デスペラードス

   12 エル・ピンタオ (EL PINTAO) ロス・デスペラードス

   13 カスカーダ(滝) (CASCADA) ロス・ベルビアーノス

   14 ラ・トロンキータ (LA TRONQUITA) ロス・ベルビアーノス

   15 心の君 (SONCOY MAN) ロス・フォクルロリースタス

   16 トゥニダイ・トゥニダイ (TUNDAI TUNDAI) ロス・フォクルロリースタス

   17 ヤラビ (YARAVI) ロス・コンドーレス

   18 時計のクエカ (CUEQUITA DEL RELOG) ロス・コンドーレス

   19 風 (EL VIENTO) ロス・インカス

   20 南部地方のバイレシート (BAILECITO SURENO) ロス・インカス

   21 牛乳列車 (TREN LECHERO) ロス・デスペラードス

   22 洪水 (EL DILUVIO) ロス・デスペラードス

   23 太陽の乙女たち (VIRGINES DEL SOL) ロス・ハイラス

   24 君の瞳の魅力 (EL IMAN DE TUS OJOS) ロス・ハイラス