2023年6月1日木曜日

「ケナーチョ」大塚 良夫(ビエントス)

 

 ケナーチョを吹くきっかけになった曲が「インディオの哀歌(ロス・カルチャキス)」。

 

「アンデスの笛1」のLP A面1曲目がインディオの哀歌(ヤラビ) 

アンデスの家ボリビアでケナーチョを吹いてみた。

 指穴と指穴の間がケーナより長い、指の短い私にとってはきつかった。

 店主の福岡さんが、穴の小さいので吹いたみたらと、それでも上手くいかなかった。

 

短い笛がケーナ、長い笛がケナーチョ

 家での練習では、指をよく動かしたあと吹くようにしていたが、しっかりと穴が押さえられない。

 特に全部の穴を押さえる一番低い音はきつい。

 押さえようと力を入れたことで、右手の薬指を骨折。

鹿教湯(かけゆ)のフォルクローレ・フェスティバルに参加できなくなったのは残念だ。

 

モンターニャスも何度が参加しました。懐かしい。


手元に8本のケナーチョがあります。

満足に音の出るケナーチョは1本もありません。

ここまでの話を三澤さん(モンターニャスのビエントス、チャランゴ)に話したら、ケナーチョを作ってくれました。

内径が小さくて吹きやすくなりました。

より押さえやすいようにと、下穴の位置を変えてくれました。

「リャキルナ」は、前よりリラックスして吹けるようになりました。