我が町、市川三郷にある山梨県立青洲高校の校名の由来になった青洲文庫。
渡邊壽、信、澤次郎親子三代に渡る私設図書館の蔵書約10万冊、並びに書画骨董も多数所蔵していました。
大正12年の関東大震災で東京帝国大学の図書館が焼失し、徳富蘇峰の斡旋で文庫は東大に移管され現在に至っています。
貴重な書籍が多数青洲文庫として東大図書館に保存されている事は郷土の誇りでもあります。
大正13年8月から10月に掛けて東大図書館に移されました。
伊藤博文揮毫の扁額「青洲文庫」も保存されています。今青洲高校の図書室入り口に現物大の複製品が飾られています。
大正13年は西暦1924年、今年で丁度100周年になります。
そこで東大移管100周年記念の青洲文庫展を開催する事になりました。
実行委員会を立ち上げ不肖私今村が委員長を務めさせていただきます。
開催の暁には是非足を運んでみてください。
開催期間は、今年10月20日から31日まで、町生涯学習センターです。