2025年9月1日月曜日

「モカさんとボンボ」桜井 小百合(ボーカル・パーカッション)

 

 二年前に総勢六匹居た我が家の猫の最後の一匹『とらじろう』が虹の橋を

渡り、もう猫を飼うのは止めようと決めていた。

 しかし、昨年7月のある日のこと。

 旦那が散歩から帰宅して何やら玄関先で騒いでいた。

 見に行くと、開け放たれた玄関に旦那が立ち、その足元には子猫がちょこんと座っていたのだ。

モカさん降臨

 カラスに狙われていたから連れてきた、と申し訳なさそうに話す旦那。

 さてどうしよう…と考えていると、その子猫はスタスタと玄関から廊下に

上がり奥の居間に入ってしまった。

 後を追って居間に行くと、子猫は『もうここを動かないぞ!』という感じ

で座り込み、こちらを見上げている…

 ここまでされたら(?)無視できないので、飼うことになった。

 三毛猫の子猫は『モカ』と名付けた。我が家にもすぐに慣れて、家の中を

元気に走り回ったりオモチャで遊んだり。

 そして疲れるとひたすら眠る毎日。

 このモカさんの一番のお気に入りの場所が、ボンボの上なのである。

 ケースに入っているとはいえ頻繁に乗られると上面の毛皮が剥げてしまわ

ないかと心配なのでモカさんを猫用ベッドに移すのだが、すぐにボンボの上に

戻ってしまう。

 こちらが根負けして、ボンボの上に板を乗せてクッションを置いて摩擦を減

らすようにした。

モカさんのお気に入り


 これで一件落着!…とはいかなかった。

 ボンボを持ってフォルクローレの練習に出掛ける時。

 モカさんが玄関まで付いて来るのだが、私のお見送りをするためではない。

  『私のボンボを返して!』ということらしく、私が靴を履くためにボンボを

床に置いた瞬間にモカさんはボンボに乗りしがみつくのだ。

 モカさんをボンボからひっぺがして廊下の向こうに放り投げ(!)、泥棒が逃げるかのごとく素早くボンボを担いで玄関から出て行く…というのが常なのである。

 練習から帰宅した時もモカさんは玄関で待ち構えている。

 もちろん、私をお迎えするためではない。

床にボンボを置いた瞬間、またしてもボンボに乗りしがみつく。

そして、 『私のボンボをどこに連れて行ったの?許さないわよ!!』とでも言うか

のようにキッとこちらを睨みつける。

招き猫の画像、三毛猫です。


 普段はとても可愛らしい猫なのだが、ボンボのこととなると猫が変わるのである。

 今日も気持ち良さそうにモカさんはボンボの上で丸くなって寝ている。

  

2025年8月2日土曜日

「推しの力士」橋本 真樹(ギターラ・チャランゴ)

 

 千葉に住んでる甥っ子がウクライナにルーツを持つロシア人女性と結婚し、昨年9月に待望の男の子が誕生いたしました。

  今年4月には、甥っ子一家が千葉の実家の隣(分譲マンションの隣室)に引っ越してきたため、千葉の橋本一族は大変賑やかに暮らしています。

 大伯父となった私も、しょっちゅう「高い高い!」をやらされ、うれしい悲鳴をあげております。

               「高い高い!」

 先日、テレビの大相撲中継を見ていて、安青錦(あおにしき)というウクライナ出身の力士が、甥っ子の子供(甥孫)にそっくりと気付きました。

安青錦・あおにしき


 色白の肌に大きな目と高い鼻、赤ちゃん体型と相似形の力士体型ということも相まって、画面の中の安青錦関は甥孫そのもの!

 見た目が似ている親近感と、愚直で正攻法の取り口への好感度で、応援にもついつい力が・・・(笑)

 名古屋場所では千秋楽まで優勝争いを演じてくれるなど、大いに盛り上がらせてもらいました。

 この安青錦関、21歳の若さながら、好きなアーティストと楽曲は「河島英五・時代おくれ」であるそうな。

 音楽の指向までも共通するこの若者から目が離せません!

 


♪♪ めだたぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず ♪♪

 

2025年7月1日火曜日

「喉鳴り(のどなり)」大塚 良夫(ビエントス)

 去年の夏頃からケーナを吹くと、ケーナの音といっしょに喉鳴りの音が聞こえるようになりました。

 だんだん大きくなるとケーナも吹けなくなるのは確か。

 

 病院へ行きました。

 先生はカメラで撮った喉と鼻の内部を見ながら説明してはくれました。

 でも、はっきりした答えは得られませんでした。

 薬はくれましたが、なんと5種類。3日で飲むのは止めました。

 

ケーナを吹く男(ペルー)

 それでも気になるので、三澤さんが紹介してくれた病院に行きました。

 

 先生にケーナを使って次のように話しました。

 ・まず、息をいっぱい吸って、吐く。

  喉鳴りのないことの確認。

 ・次に、ケーナを吹いて、ケーナの音といっしょに出る喉鳴りの確認。

 

ケーナを吹く男(ペルー)

 喉と鼻については心配ないと話してくれました。

 先生は「ケーナの音といっしょに出る音は、あなたの声だと思います。薬は飲まなくていいでしょう」

 

 家に帰って、先生が話してくれたことを意識しながら、ケーナの角度や位置、そして吐く息を意識して吹いてみました。

「アンパンマンとケーナちゃん」より、ケーナちゃん


2025年6月2日月曜日

「1860年、日米修好通商条約締結に向けた遣米使節団の旅」 今村 均(ギターラ、ボーカル)

 


 万延元年(1860年)、江戸幕府は大老・井伊直弼の命により日米修好通商条約の締結に向け批准書交換の為、重要な一歩を踏み出しました。 

 この歴史的な瞬間を迎えるため、77名からなる遣米使節団が、米艦ポーハタン号に乗り込みアメリカへと向かいました。

 彼らの旅は日本とアメリカとの関係を画期的に変えるものであり、その中には様々な希有な経験が詰まっていました。 




 遣米使節団の中には、元市川代官の森田岡太郎清行の従者として市川代官所の典医である廣瀬保庵の姿もみられます。

 廣瀬は医学知識と技能を持ち、使節団における重要な役割を担っていました。 

 彼は団員たちの健康を守るためさまざまな病気やトラブルに対処しながらアメリカでの滞在を支援しました。

 使節団は航海中に色々な出来事に遭遇しました。

 険しい海を渡りながら、彼らは新たな土地への期待と不安を胸に太平洋を超えました。 

 アメリカに到着すると、彼らは新しい文化や慣習に接し、また、政治的な議論や会談が多数行われました。

 廣瀬自身もアメリカの医学や科学技術を観察し、日本に持ち帰ることへの大きな期待を抱いていたことでしょう。

 遣米使節団の旅は数ヶ月の間に多くの出会いや学びをもたらし、日本とアメリカの友好関係が築かれる礎となりました。 



 9ヶ月にも渡り世界一周を成功させた歴史的なこの旅を通じて廣瀬保庵をはじめとする団員たちは未来の日本のために重要な知識と経験を得たのです。

 遣米使節団の功績と彼らが果たした役割は多大でした。
 
 彼らの視点を通じて当時の日本とアメリカの関係が如何に形成されていったのか、再考して行くのはとても重要な事だと思います。

 維新のゴタゴタで新政府に消されてしまった歴史的事実が再来年のNHK大河ドラマ「逆賊の幕臣」で小栗上野介が描かれる事は大変楽しみな事です。



  大正7年にアメリカ大使から指摘されて日米協会が設立され、使節団副使の村垣淡路守が著した航米記等が発刊されました。 

 165年経過して改めて日本国民に再認識されるのはありがたい事だと思います。 


2025年4月30日水曜日

「フェイク動画」 小林康博 (ギターラ)

 いわゆるフェイク動画や画像がネット上で問題になったことがありました

災害時にライオンが逃げ出し町をさまよっている画像が流出した時は、見た人がパニックになったりして問題になりました

でもよく見れば画像が荒かったりして見分けはつきました

その後、chatGPTが使えるようになって、私も趣味の短歌をこれで作成してみたりしました、まあまあの出来で少し手直しすれば作品になりそうでした、実際に皆さんも仕事で文書作成している方もいるのではないかと思います。

さらに最近では生成AIが登場して「音楽を何々風に作れ」と言えば、かなりのクオリティできるし、「こんな動画を作れ」と指示すれば簡単に思い描く動画ができてしまう


クイーンのフレディ・マーキュリーが日本語で歌うアイドルの歌や、ビートルズの「Yesterday」をAIフレディ・マーキュリーが彼の声でカヴァーしたりしています、現実では絶対にあり得ない動画ですね、まあこのぐらいならジョークと思って見ていますが、AI使ってウソのニュースや広告を目にすることも多いし実際に騙される人もいる、勝手に音楽や社会の歴史をねじ曲げる内容のものも見受けられます

これらは出来栄えのクオリティが凄すぎてに、議論が巻き起こっている例ですね


過去の画像をAIで動かす技術も

戦争中の特攻隊員の写真をカラー画像にしたり、その画像に映る人物が動き出す動画になったり、坂本龍馬の写真が笑ったり、動き出したりしてやりたい放題である

私の周りにも家族や自分の写真をAIでジブリアニメ風に加工して見せ合ったりしています


こんな時代に生まれ、仕事でAIに対抗しなくてはならない人は大変ですね

というかAIには勝てないですよねー



2025年4月1日火曜日

 「鳥」今村 まち子(チャランゴ)


 2月23日。

 この日を境に我家に来ていた可愛い子ちゃんはどうやらシベリアに帰ったらしい。

 野鳥好き仲間からは、メスはジョビ子、オスはジョビ男、もしくはジョビ太とも言われているらしい、うちにいつもくるのは、お腹がオレンジ色だから、ジョビ男の方。



 可愛い子ちゃんと呼ぶのには理由がある。

 他の野鳥は近づく前に何処かに行ってしまうのが普通だが、庭の椅子に腰掛けて居ると、何処からかやって来て、鳴く真似をすると、徐々に近づいて来て1.5メートル位に寄ってきた。

ジョビ男
             

 こちらの様子を伺っていて、暫く目と目を合わせてくれて、礼儀正しくお辞儀をするように頭を下げ、尻尾を上下に振る動作は実に愛らしい。

 うちの庭で何時迄も遊んでいていいヨ!が伝わっているんだと思う。

 私は102月の忙しい時期、この可愛い子ちゃんに

 どんなにか癒され、魅了されてきた事だろう❣️


ジョビ子


 さてこの鳥の名前は(     )

 調べてみてね!


2025年3月1日土曜日

「スロー・ライフ スロー・ミュージックで行こう」三澤 常美(ケーナ、チャランゴ)

 AmazonPrime で遅ればせながら映画「Perfect days」を見た。役所広司扮するトイレ清掃員の淡々としながらも人生の幸せな日々を綴った心洗われる作品だ。清掃後のランチの際、大木の陰に紅葉の実生苗を見つけ大切そうに掘り取って自宅に持ち帰り、植物育成灯の下で他の(おそらく同じように持ち帰った)小さな木々の仲間に加える。毎朝霧吹きで灌水して新芽の伸びるのを楽しみにしている。仕事終わりに古本屋に行って幸田文の「木」文庫本を買って帰り、寝る前に電気スタンドの灯りで味わうように文章を読む。
   ちなみにこの本の最初は、「えぞ松の更新」という北海道の厳しい自然の森林で倒木に偶然芽生えた種が倒木を栄養にしてゆっくりと成長することで倒木に沿って一直線の並木が形成されていく様を書いたエッセイから始まる。年老いた著者が言葉を選んだ文章に新鮮な驚きがある。

   話を戻すと物語は、途中別れた妻の娘が家出して頼ってきたり、行きつけのスナックの(石川さゆり扮する)ママの元彼が癌で数年ぶりに会いにきたりと彼の日々は揺らぎを見せるが、それでもゆったりとした毎日の些細な出来事の繰り返しに喜びを見出す生活は続いていくそんな映画。

   

 話は、変わるが去年のクリスマスイブに地元の善誘館小学校で、「ケーナ を作って音を出そう」という授業を(卒業間近の)6年生対象にした。
 この小学校でのケーナ 作りは、実は2回目で1回目は、一昨年の6月に4年生を対象にやっている。前回は、30名以上だったので竹を用意して下穴を開けたりするのに4時間以上を費やしてとても苦労した。今回は、半数以下の生徒だったので楽な訳だが、(前々月のパワーストーン倉庫での出店で)サンポーニャや自作ケーナ 、パーカッションなどの楽器が売れたので、これ幸いと前から欲しかった卓上ミニボール盤を購入した。 
  


    今回の準備も前回と同じように予め指穴と歌口を全て開けておき、工作室では、G管ケーナ の長さ(37cm)に歌口付近で切断して、丸棒ヤスリで歌口を作るといった簡単な作業だけにした。というのも2校時のうち最初の40分でケーナ作り、2時間目は皆音楽室に移ってフォルクローレ演奏を含む二胡やサックス、トランペットといった盛り沢山の演奏を披露するという欲張り企画なので。(本当は、ケーナ で音を出すところを2時間目でやり、子供達の喜んだり驚いたりする様子を見たかったのだが。)

   私は小学校の低学年の時、通信簿に音楽で5段階評価の2をつけられた事がある。それくらい音楽は嫌いだった。今でも小学生の嫌いな科目のトップは音楽か図工だというから、その辺は昔と変わっていないようだ。だけれども自分で作った楽器から音がでて、それで立派にメロディーまで吹ける。そういった新鮮な驚きと喜びがあれば、私の音楽に対する気持ちももっと違っていたかも知れない。コスキン・エン・ハポンで知られる川俣町では、小学生が皆アルゼンチン式ケーナ を吹く。そんな風になればいいと思う。

 南米ボリビアやペルー、アルゼンチン、エクアドル、チリにまたがった古代インカ帝国の楽器ケーナ 、地元の人が身近なもので作った素朴な楽器には、アンデス民族の魂が込められている気がする。人は、与えられた物ではなく、自分で作ってこそ、より理解が深まり愛着が湧くものだ。


    映画「Perfect Days」を見て、ふと幸田文著「木」を図書館に借りに行った。一冊だけではもったいないので民族楽器関連の本も検索した。関根秀樹「民族楽器をつくる」、若林忠宏 「民族楽器を演奏しよう」、「スロー・ミュージックで行こう-民族音楽のすすめ-」。タイトルから分かるように民族音楽を聴いたり演奏することでmedicine music(癒しの音楽)効果、心の平穏を保つような禅の境地、打楽器を打ち鳴らす時の陶酔感、喜びの気持ちを感じるような音楽に包まれる毎日の暮らしを目指せである。



    さて、この本の中では、明治学院大学教授辻進一氏が「スロー・ライフは『ゆっくり』ではなく繋がりを取り戻し、共に生きていくこと。」と述べている。氏はさらに哺乳類のナマケモノが、一本の大樹で一生を終えることもあるというが、木を枯らさぬよう1日に数枚の葉を食べ、新陳代謝を抑えて1日の大部分を「じっと」している。防御能力のほとんど無い彼らが木を降りていくのは、排泄物を肥やしとして木の根本に返すためだという。「繋がり」と「共に生きる」姿が、結果としてとてもゆっくりな生き方となったと説いている。


   まー、ナマケモノがそこまで考えていたかどうかは、疑問だが、私は、フォルクローレを始めて氏のいうスローライフの「繋がり」、「共に生きる」と言う点にはいたく同意している。今後も自然素材で作られた楽器から奏でられる肩肘の張らないリラックスした音楽をスロー・ライフ スロー・ミュージックで実践してモンターニャスの皆さんと一緒に親しんでいきたい。

 

講座で使用したテキスト5ページあります



新聞で紹介されました。




2025年2月2日日曜日

「ネイティブアメリカン」 鈴木 賢二(ギターラ)  

 

 ずっと気になっているのが「ネイティブアメリカン」です。

 

北アメリカの先住民

 主に使われるのが、ネイティブ・アメリカンフルートなのですが、いろんなグループが、ケナーチョやサンポーニャなども使っています。


ネイティブアメリカンフルート。ケーナとは構造も音色も異なります。

 ジャンルとしてはアンデスフォルクローレそのもので、曲だけネイティブアメリカンなのもあり、こんがらがってしまいます。

 

 主な曲は

 Love Mountain

 White Buffalo

 Last of Mohicans

 Navajo Roadなど色々で北米インディアン色が濃厚でなかなか趣があって好きです。


 グループも沢山あって、FabianRaimyCarlosSalazar兄弟、WayraEdward SimoniLeo RojasAlexandro QuereraluWuauquikuna



 女性ではYawarpumaほか色々で、舌を噛みそうな名前ばかりです。


 それぞれ世に知られたポピュラーな曲もやっています。

2020年公開の映画

 なかなか不思議な魅力があり取り憑かれています。


 YouTube などで聞いてみてください。

2025年1月1日水曜日

「モンターニャスへ」森 美知子(ギターラ)

 

神奈川から山梨に転居して20年近くになります。

こちらに来て知り合いのフォルクローレグループ「ライセス」のコンサートを企画した時に、はじめて モンターニャスの名前を知りました。

ライセスの大木さん、ケーナ演奏の名手、ケーナ製作者としても高名

そして堀込さんに声をかけさせていただいたのです。

当時、私は3人でグループを作っていて草薙さんに指導いただきながらフォルクローレの演奏を学んでいました。

こちらに来てすぐに南米旅行、ペルー、ボリビア、アルゼンチンを巡る旅に出かけました。

目的は本場のフォルクローレを知りたいというものでした。

南米地図。チチカカ湖は、ペルーとボリビアに接する
           
 観光もさることながら、宿泊した4か所でのフォルクローレコンサートが一番印象に残っています。

クスコでは食事しながらコンサートを見ましたが、オープニングの曲は私の大好きな「エンクエントロ」。

ペルーの古都クスコ、インカ帝国の中心
            

メロディーをフルートが吹いていました。まるでリクエストしたかのようでした。

そしてラパスでは現地衣装ではない、すてきなスーツ姿の4人の男性による演奏、ドラムなどが使われていてちょっと現代風な感じのグループでした。

              

標高4000m近いラパスの街並み、そびえる山はイリマニ
           

クスコからプーノに移動する時に長時間乗った電車の中では現地衣装で、にぎやかに演奏してくれるグループがいて楽しめました。

バイオリンがとても良い仕事をしていました。ペルーの曲が多かったように覚えています。

チチカカ湖ペルー側の都市プーノ観光の様子


そしてアルゼンチンでは現代風な雰囲気のフォルクローレコンサートで「アルフォンシーナと海」などを聞きました。

感想として私は素朴なフォルクローレが好きかなと感じました

2023年10月モンターニャスで初めて参加の日に「エンクエントロ」や「ユリ」など私が好きだった曲が練習曲に入っていてうれしかったのを覚えています。

「リャキルナ」や「タラフチ」も過去にいっぱい演奏した曲ですが、グループそれぞれの演奏の仕方もあって時には音の変化もあったりして奥行きを感じます。

モンターニャス演奏の様子

私たちのグループは当時は歌が入らない楽器のみの演奏をしていました。

カルカスなどは知っていましたが、モンターニャスに入って皆さんの力強い演奏を聴いて大勢の方が合奏する演奏の迫力と楽しさを感じることができました。

また、皆さんの声は何よりの楽器だと思います。

音の重厚な重なりがとても好きです。

モンターニャス演奏の様子


毎回部屋の設定を準備してくださる方たちのおかげで練習に参加できてありがたいです。

何回も同じ曲を練習して仕上がってきたときの高揚感。

来年も頑張って練習に参加していこうと思います。

今、皆さんと一緒の練習が、本当の練習と思っています。出会えて良かったです。         

よろしくお願いします。