2019年7月1日月曜日

「里山でケーナを吹く」大塚 良夫(ビエントス)

ケーナの練習場所は、自宅とカラオケハウス。外で吹くときには里山へ行く。 6月21日、午後・晴れ
シルクの里(山梨県中央市)を通り、ちょっと行くと、千本桜の登山道の案内板がある。



そこを右折して山に向かって1km行くと、ゲートがある。

「このゲートは、イノシシの進入防止用のゲートです。通行が終わったら、必ずゲートを閉めてください」と。
指示に従ってさらに行くと、谷川があり橋を渡ったところの右が公園になっている。
この公園は谷川にそって幅20mくらいの急斜面にある。
この斜面を車で登って、平らなところで車を止め、ケーナを吹く準備をする。
車の屋根にCDのデッキを置く。
まず、「花祭り」。けっこう響きもいいので満足。
3曲目の「出会い」のとき、2ひきの ちょうちょ がケーナの前にきた。吹くのをやめてその様子を見る。
また、休んでいるとき、うぐいすの鳴き声がきこえてきたのにはびっくり。
また、谷川からの涼しい風。
この公園に名前をつけるとしたら「桜とあじさいの公園」。
2時間は吹いたかな。疲れたのでシルクの里の温泉に入って帰った。

参考 公園の入り口には「千本桜登山道(山之神・千本桜コース)」の大きな看板が立ってある。
(画像は、中央市役所のHPから転載させていただいています。)

2019年6月1日土曜日

「ロス・カルカス」今村 均(ギターラ・ボーカル) 

 30年に渡る平成が終わり、令和が始まりました。
 やはり今回は5年ぶりにやって来たロス・カルカスの話はしなければならないと思います。
 もう5年経ったのか?…。
 前回は松田町のコンサートと、千穐楽の大阪伊丹のコンサートに出かけ堪能させて貰いました。
 結成47年と言うことで、初期からのメンバー2人エルメールとガストンは流石にちょっと老けたかなって感じでした。

 でも演奏は円熟味を増し、歌声も若々しく聞こえました。

 他のメンバーはまだまだ若いし、これから何回も僕らを楽しませてくれると思います。
 母国でのコンサートには何万もの観衆で大騒ぎなんでしょうけど、日本公演は大劇場と言うよりちょっと小ぶりな中劇場での公演でした。
 
 でも小さいだけに真近に見られる感動は半端ないし、息遣いさえ感じられて最高でした。



 南米の人たちって、直ぐ音楽に合わせて踊るのが好き。心を解放するのが上手な人たちなんですね。
 昔はよく村祭りのお囃子が聞こえてきたものです。

 なんか近代化した現代ではお祭り自体が少なくなっているし、盆踊り大会も開催されなくなってしまった。

 淋しい限りです。
 次回日本公演はいつになるのかなぁ、それまでは元気で居ないとね。

2019年5月1日水曜日

「中高年の反抗期」 小林康博 (ギターラ)

そんなのがあるんだろうか?

中高年男性の第2反抗期。

調べてみるとあるらしい

女性はホルモンバランスの影響でしょうか、42歳前後に“中年反抗期”を迎える人は多いようです。

男性は我が儘で自己中な発言が多くなり、それが原因で家族と言い合いになり、最終的にはふて腐れて「ご飯はいらない」「食べたくない」と部屋に引きこもります。自分が原因なのに食事をボイコット…とても面倒くさいオヤジです、60才過ぎのいい年した大人がやる行動ではありません、いい年して反抗期って認知症の前触れでしょうか?

現役生活をリタイアして自分の生活の場がなくなって、心の置き場がなく不安定な精神状態になる人も多いようです。また男性の更年期で不安定になっていることも考えられます。

女性にはわからない男の心です。

自分の中で整理をつけていくしかないですね。

こんな時期もあるんだと優しく見守ってくれると嬉しいです。





軒先きで

風にゆらゆら

藤の花

ひとのココロも

ザワザワ揺れて


2019年4月4日木曜日

「春」今村まち子(チャランゴ)

 孫たちでにぎやかな春休みに加え、今日からイタリア人、ドイツ人が初めての日本に、そして我が家にやってくる。


 仕事が一段落したのもつかの間、いつもの事だが、本当にゆっくりと過ごす時間がない。
 お風呂、洗面所、トイレ等の掃除を終え、ぐったりしている私に 「きれいになって良かったネ」、「掃除をするいい口実になったネ」と変な日本語で娘が言う。
 人と人をつなぎ、友達大好きな娘。
 そして同時に外からの空気を運んで来てくれる、異国の友をたくさん持つ娘をちょっと誇らしく思う。
 私への感謝を持ってくれていればの話だけれど!



※写真は、市川三郷町のHPから転載させていただいています。



2019年3月1日金曜日

「最近のフォルクローレの傾向」鈴木賢二(ギターラ)

最近のフォロクローレの傾向は、国境が薄れて来た感がある。
演奏家達は交流したり影響しあったりしているためかもしれない。
特にボリビアなどの重低音の影響が著しい。 とはいえ、その国や地方の特色ある音が無くなったはずがない。

特色ある素晴らしいグループが沢山ある。
カルカスはともかく、好きなグループを気ままに列挙してみた。
ペルーでは、Wayanay InkaのDolencias。


InkuyoのWipalaやVicuna。

エクアドル系のSisayはエクアドル特有の泣き節は少なく力強い。



ボリビアのKala MarkaのEl Doradoなどは壮大な感じがする。


異色なのは中国系メキシコ人、Ana GabrielのYo no te hago falta。

胡弓が入って耳ざわりがよい。彼女は元はロック歌手。マリアッチ何を歌う路線に戻った。

お付き合いありがとうございました。

2019年2月1日金曜日

「雪遊び」木戸岡信次(ビエントス)

【雪遊び】
子供のころは雪が降ると嬉しくて雪遊びに興じたことは皆さんにも共通する思い出があるかも、と思います。
雪が降る夜は静かさが際立って外が妙に明るい。 朝カーテンを引くと外が銀世界。ワクワクする気持ちがありました。

【雪かき】
先ず家から出る道を確保しないと。 2、30センチ降ると雪かきの幅の細道が家から家につながる状態になる。
なかなか面白い景色だった。 犬、猫、鳥、人の足跡もしっかり残り歩いた場面を想像できて面白い。
何かしら地域の生活一体感があった気がします。
子供のころの雪かきは木の棒に板を釘で打ち付けたものでした。
雪かきをすると撥ねた雪が積み上がって山になり雪遊びの元になりました。

【雪だるま】
日本では座って居る姿で丸2つですが外国では足も入れて3つ丸を重ねるようで面白く思います。


なかなか丸くならない。 養蚕の桑ぼや(枝)を炭にしたぼや炭を目鼻にした。
土の付いた所から溶けていく。せっかく作ったものが残念な気持ちでした。
大阪万博の太陽の塔を作った覚えがあります。
もっと雪が多ければかまくらを作ったり滑り台を作ったりできるのにと思っていました。

【雪合戦、雪投げ】
自然に雪を丸めてぶつけ合うことになる。運動神経のいいやつは投げられた雪玉を手の平で叩き落としていた。
ぶつけ方もいろいろ工夫して2つ同時投げや、カーブする円盤型など。 高学年になると危険でやれなくなる。
雪玉を投げて木に当たってパーンと破裂音がするのが面白かった。


【雪滑り】
格好の坂道があったので滑り下りる遊びをした。
最初は木で作ったそり、そのあと竹スキー、そのあとビニールの肥料袋で滑り降り。
雪の表面が溶けて凍り積もった雪の上を歩いて行ける。北国では雪渡りと言うらしいですが、少しそんなこともできました。


【現在】
現在、雪が降ると交通の障害、雪かきの手間のかかる迷惑としか考えなくなってしまいました
 雪の風情を楽しめる、心の余裕が欲しいと思います。

2019年1月1日火曜日

「2019年の幕開け」堀込孝一(ビエントス)


 グルーポ・モンターニャスの皆さん、平成31年、2019年の幕開けです。

 本年も、よろしくお願いします。

 モンターニャスでは、今年こそ、自主コンサートを決行したいと思いますので、皆さんもご協力をお願いします。

 今年は、4月に、ボリビアのチャランゴ奏者アルフレッド・コカさんが来日し、4月5日(金)に山梨県の小淵沢でもライブをするという情報もあります。


 また、翌4月6日(土)は、都内でライブという情報です。平日に行かれない方は、東京でのライブがお勧めです。また、情報提供させていただきます。

 さらに、今年は久しぶりにボリビアからカルカスが来日します。
もう、いくつかコンサート・ツアーの日程も定まっています。楽しみですね。



 なお、例年の行事となりました山梨県での「フォルクローレ交流会」も5月3日に予定されています。こちらも、モンターニャスで参加したいと思います。

 年の前半だけでも充実しています。

 今年も、演奏に鑑賞に交流にとフォルクローレを楽しみましょう。