「骨折」今村 均(ギターラ、ボーカル)
昨年(2022年)11月25日の71歳の誕生日に左脚首の腓骨を骨折、脛骨にヒビが入ってしまいました。
15センチ位の段差を重い荷物を持って降りようとした瞬間に脚首を捻って転倒。
捻挫してしまったなぁ、失敗したなぁ、と思い、少し休めば痛みも治るだろうと思っていました。
しかしどんどん腫れが酷くなり痛みも増してくるだけで少しも良くなりません。
整形外科でMRI検査の結果、骨折しているのが判明しました。
仕事が超繁忙期で、医師から即日の手術を勧められたのですが、1週間延ばして貰い、やり残していた作業を何とか片付けて、入院、手術を受けました。
初めての入院であり、人生初の手術と言うことで不安も有りましたが、医師を信頼して任せるしかありません。
脊髄に麻酔して下半身を麻痺させて施術します。
硬膜外麻酔と言うそうです。
脊髄を覆っている硬膜の外側に麻酔薬を注入して下半身の神経を麻痺させて手術します。
背中を丸めて海老の様になり、先に痛め止めの注射を打ちます。
これが結構痛い。
腓骨にプレートをビスで固定します。
脛骨にもヒビが入っていて長いボルトを埋込ました。
術後の一晩はかなりの苦痛で眠ることはできませんでした。
感染症予防の為に面会禁止で、家族さえ見舞いに来れない日々で何もする事がない中、サッカーWカップが放送中で日本戦は全て生で観戦出来たのが唯一の楽しみでした。
年末年始は治療に専念し、ここ数十年で初めてノンビリ過ごせました。
もう歳だからゆっくりしなさいと神様が言いたかったんでしょうね。