この「月刊グルーポ・モンターニャス」はメンバーによるリレー形式の記事を載せています。
メンバーの思い入れの1曲とか、おすすめCDとか、楽器についてのウンチクなど内容はさまざまです。
2022年9月1日木曜日
「LPレコード」 堀込 孝一(ビエントス)
2022年8月1日月曜日
「山の都ふれあいコンサート」桜井 小百合(ボーカル、パーカッション)
7月にはモンターニャスに久しぶりの演奏依頼があり、今回のブログではその件について書こうと思っていましたが・・・
例の第7波襲来により急遽中止・・・もしくは延期となってしまいました。
いつまでこんな事が続くのでしょうか。
そんな中、私が毎年ボランティアとして参加している『山の都ふれあいコンサート』のミュージカルの練習が始まりました。
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2021のチラシ表 |
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2021のチラシ裏、 2022年は9月23日(金)開催予定 15時開演 YCC県民文化ホール(大ホール) |
『山の都ふれあいコンサート』とは、障がいのある人もない人も一緒に作り上げるコンサート。作詞作曲のオリジナル曲を公募してコンサートを開催。その中で上演されるオリジナルミュージカルです。
障がいのある方たちは免疫力も低く、感染症へのリスクも高いためこの2年はオンラインコンサートのみの開催。
今年はやっとミュージカルの上演に向かって始動しました。
本番は9月。みんな、懸命に練習しているところです。
無事、上演できるように祈るしかありません・・・。
今年はオンライン配信はありませんが、講演後にユーチューブ配信があるそうです。
余談ですが、私はなかなか変わった役を演じています。蛙の神主、異常なくらい猫LOVEな動物愛護団体の会長、など。
今年はお婆さん役です。
無事上演されたら、是非ご覧ください。
2022年7月4日月曜日
「特撮オタク?の楽曲紹介」 橋本 真樹(チャランゴ・ギターラ)
「眠れマッハバロン」
♪♪ マッハバロン 眠れ眠れ
♪♪ お前が静かに眠れる世の中が
♪♪ 平和で一番すばらしい時
・・・・・・・・・・・
♪♪ マッハバロン 眠れ眠れ
♪♪ お前の使命を終わらせてあげたい
♪♪ 戦う機械でなくしてあげたい
上記は、今から40年以上(50年近く?)前のテレビ特撮番組「スーパーロボットマッハバロン」のエンディング曲「眠れマッハバロン」から抜粋したものです。
マッハバロンは、世界の平和を守るために戦う正義の巨大ロボット。
世界征服を企む独裁者が派遣する悪のロボットをやっつけるのが使命です。
その使命を果たさなくて済む世界が本当に平和な世界。
歌詞には、真の平和を希求する強い願いが込められていると感じられます。
また、マッハバロンは人間が操縦するタイプのロボットなので、意思を持たない機械のはずですが、意思のある相手に対するように「眠れ」と呼び掛けています。
全ての事物に精霊が宿ると感じ取る日本人的な感覚・感性から自然に出てくるものなのかなと思いますが、このようなマイカーを「愛車」として慈しむような感性は、ずっと大事にしていきたいという思いを強くします。
世界中で紛争が絶えない現実を目の当たりにして、曲に込められた願いがより一層心に沁み込んでくるようになりました。
「マッハバロン」の固有名詞部分は「全ての武器・兵器類」と置き換えても意味内容は繋がると思いますので、特撮番組に関心ない方にも是非お聴きいただければと思います。
最近は、ネット検索すれば、すぐヒットするようですから・・・
2022年6月1日水曜日
「素焼きのかめ」大塚 良夫(ビエントス)
孫が学校から帰ってきて
「音楽の授業で”素焼きのかめ“を聴いたよ。おじいちゃんがケーナを吹いていることをみんなに話したよ」
ケーナで“素焼きのかめ”を吹く
「うん、その曲だ」
「ほかに楽器は・・・」
「歌っていたよ。外国語で」
「スペイン語。この曲についてもっと知りたいと思っていたんだ。よし、おじいちゃんと“素焼きのかめ”の勉強をはじめよう」
「先生はおじいちゃんで、生徒は僕」
「いや、おじいちゃんは資料提供者だ」
資料を読む
・曲の説明
・訳詩

詩を読んだがむずかしいとわかったので、読むのを途中でやめた。
孫には、高校生になったら、また、おじいちゃんと読もうと、資料をわたす。

(参考資料 クリスティーナのレコードの解説から)
2022年5月1日日曜日
「早く登場しすぎた疫学者」今村 均(ギターラ、ボーカル)
2021年5月の月刊モンターニャスに、環海航路新図と日記を著した、地元の医師、廣瀬保庵の事を投稿しました。
今回はその折り少し触れていたやはり地元(現山梨県)の医師、橋本伯寿の「断毒論」の事を書きたいと思います。
市川で生まれ、長崎で蘭学を学び、天草で痘瘡(天然痘)の治療を見聞して、痘瘡、麻疹、梅毒、疥癬の四つを伝染病と見破り、患者の隔離による感染防止、患者の衣類の洗濯による消毒の徹底、外食や集会参加の遠慮、稽古事への登校自粛など、現在のコロナ禍に通じる感染症対策書「断毒論」を1810年(文化七年に書き上げました。
天然痘、梅毒等の伝染説を唱道した、避痘隔離法の法令化を市川代官所ならびに甲府勤番支配役所に請願した書中で、医学館の疫病教授池田瑞仙の説を批判した事から「断毒論」の板木押収、出版の差止めを命ぜられます。
当時幕府は、神田佐久間町に在る「医学館」で漢方医学生を教育し、これも甲州藤田村出身の医学者、広瀬元恭が広めた牛痘種痘以前は漢方で治療する方針を取っていました。
市中では疫病が広まると御祈祷や呪いで厄祓いをすることが当たり前の時代でした。
人心を惑わすと言う言いがかりにも近い批判で伯寿を抑え込もうとしました。
後に板木は返却され新たに出版されます。
現在は三版が残されて国会図書館、県立博物館等に保存されています。
それが神田古本市で発見され、今は我が家に在ります。
大変貴重な本なので、市川のお宝として大切に保存していきます。
環海航路日記も長野県上田市の元庄屋のお蔵から発見され、これも我が家にやって来ました。
去年から今年に掛けて貴重本二冊が手に入りました。
いずれも本来なら市川に有って当たり前の本だと思います。
故郷に奇跡的に帰って来ました。
巡り合わせに感謝しています。
2022年4月3日日曜日
騙されやすくなりました
2022年3月1日火曜日
「ウクライナ」今村 まち子(チャランゴ)
ロシア、ウクライナの代表団による会談が昨晩行われたが、即時停戦、ロシア軍の撤退には程遠いようだ。
ロシアの言うウクライナの非軍事化と中立化!何を言ってるんだと腹が立つ。
一つの国を乗っ取るなんてことは、まるで007かなんかの映画でも見ているような感覚で、21世紀の今起きている現実である事が信じれない。
この不当な侵略を世界中の国々が許す訳がない。
ソビエト崩壊から30年経ち、NATO加盟国が増える中、同じルーツを持つウクライナが西よりになるのは、どうしても許せないらしい。
TVでいう、ウクライナが母、ロシアは子と言うのは何かなと調べたら、8-13世紀に今のウクライナとロシアにまたがる地域にキエフ公国と言う国家があり、キエフはその中心だった。
キエフ公国歴史地図 |
核をチラつかせる、不気味なプーチン、ミャンマーのクーデター、新疆ウイグル自治区など心配事が今同時に起きている。
ロシア兵士にひまわりの種を差し出し何しにきたの?とののしる勇敢な女性にエールを、たじろむロシア兵士には同胞を苦しめるなと言いたい。
ロシア兵にひまわりの種を差し出す女性 |