畑の堺目であったり、石崖を隠すような植え込みであったり、
垣根のような役目もしています。
どんどん根で増えるようで、藪の状態になっていて、今年は例年になく実の付きが良く、切ってたくさん使いました。
正月の飾りの南天は難転 難を転じる 縁起が良いとなっているらしいです。
門松に赤い実がきれいで使います。
適当な太さのまっすぐな枝が取れるので 太鼓のばちの柄にも使っています。
以下引用
南天は、中国や日本が原産の常緑低木で、自然界では1~3mほどにまで生長します。漢名の「南天燭」から、日本では「ナンテン」と呼ばれています。夏に咲いた白い花は徐々に赤色になり、冬になると真っ赤な果実を実らせます。
魔除けや火災よけの効果がある植物とされ、江戸時代には玄関先によく植えられていました。
鬼門と呼ばれる南西の方角に置くのがよいとされています。他にも、難を転ずる→難転→なんてん、という意味合いから、
お年寄りが転ぶときに寄りかかることができる木として、トイレの近くに植えられていたようです。
南天は秋になると真っ赤な実をつけます。この実を煎じて飲むと「咳止め」に効果があり、
「のどあめ」の原料として使われています。また、葉には殺菌・防腐の作用があり、
乾燥させてお茶として飲むことでものもらいや血尿に効果があるといわれています。
さらに、樹皮・根皮は胃腸病・眼病に効果的で、昔から薬用の木として重宝されてきました。ただし、葉には有毒成分となるアルカロイドが含まれています。
特に咳を鎮める作用があるドメスチンというアルカロイドは、多量に摂取すると
知覚や運動神経の麻痺を引き起こす恐れがあります。
医学的知識のない方が安易に扱うのは危険なので、注意してください。