中古レコード屋、フリマ、オークションサイトなどで、まだまだフォルクローレLPを見かけるが、気になるものは、ついつい購入してしまう。
CDに無い音源もあり、また、ジャケットも楽しい。
LPレコードの一部(スルマ・ユガール、グルーポ・ボリビア、ハチャマリュク、ラリス)。 ※スルマ・ユガールは、ピエル・モレナに期待したが、CDとは別録音、CDの方が音も内容も良い。 ※ラリスは、ジャケットもそのままCD化されているが、内容もジャケットもツボです。 |
購入品は、届いてから盤の傷などを確認するのだが、聴いてみないと分からないもので、また、聴く側の環境(システム)でも変わるので、「当たり」、「はずれ」も気軽に楽しんでいる。
中には、盤がひどく汚れているものもあり、その場合は、そのまま針を落とすのも辛いので、盤をクリーニングしてから聴くことにしている。
クリーニングと言っても自分の場合、食器洗い用の中性洗剤とスポンジで水洗いというのが定番である。
水洗いで、一番気を使うのが、レコード盤の中心に貼られているレーベルのシールである。
紙シールみたいなものなので、水には弱いのである。
ここを保護できればと考えたが、今では、「レーベル・プロテクター」なる便利な商品もある。
洗剤で、水洗いする前に、水で汚れを流しておくことをお忘れなく。
水洗いの後は、柔らかい布等で軽く水をふき取り立てかけて乾かす。
100均のまな板スタンドが安くて使いやすい(同時に3枚まで乾かせる)。
これから洗浄。 真ん中のネジに薄いゴム板とプロテクターを乗せ、ネジで締める。 LPは、グルーポ・アイマラのアンデス文明。 |
クリーニングの効果は、概ね分かりやすく、ノイズが減り、また、音がクリアになることが多い。
また最近、安いクリーニングマシーンも発売されている。
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クリーニング・マシーン(アマゾンから) 水と超音波で洗浄。眼鏡屋さんの店頭のクリーナーと同じ原理。 |
専用機としては、格安で、厚み以外は、ほぼLPサイズ、12インチLP、10インチLP、EP盤に対応。
価格は、10万円前後であるが、とても気になる。
近い将来、夜な夜なレコードを機械洗浄している自分を想像している。