2022年7月4日月曜日

「特撮オタク?の楽曲紹介」 橋本 真樹(チャランゴ・ギターラ)

 

「眠れマッハバロン」

 

♪♪ マッハバロン 眠れ眠れ

 

♪♪ お前が静かに眠れる世の中が

 

♪♪ 平和で一番すばらしい時

 

・・・・・・・・・・・

 

♪♪ マッハバロン 眠れ眠れ

 

♪♪ お前の使命を終わらせてあげたい

 

♪♪ 戦う機械でなくしてあげたい

 

 上記は、今から40年以上(50年近く?)前のテレビ特撮番組「スーパーロボットマッハバロン」のエンディング曲「眠れマッハバロン」から抜粋したものです。

 

DVD,ブルーレイも発売中


 マッハバロンは、世界の平和を守るために戦う正義の巨大ロボット。

 世界征服を企む独裁者が派遣する悪のロボットをやっつけるのが使命です。

 その使命を果たさなくて済む世界が本当に平和な世界。

 歌詞には、真の平和を希求する強い願いが込められていると感じられます。

 

 また、マッハバロンは人間が操縦するタイプのロボットなので、意思を持たない機械のはずですが、意思のある相手に対するように「眠れ」と呼び掛けています。

 全ての事物に精霊が宿ると感じ取る日本人的な感覚・感性から自然に出てくるものなのかなと思いますが、このようなマイカーを「愛車」として慈しむような感性は、ずっと大事にしていきたいという思いを強くします。

 

日産フェアレディZ ?

 世界中で紛争が絶えない現実を目の当たりにして、曲に込められた願いがより一層心に沁み込んでくるようになりました。

 

 「マッハバロン」の固有名詞部分は「全ての武器・兵器類」と置き換えても意味内容は繋がると思いますので、特撮番組に関心ない方にも是非お聴きいただければと思います。

 

マッハバロンのコクピット

 最近は、ネット検索すれば、すぐヒットするようですから・・・

 

2022年6月1日水曜日

「素焼きのかめ」大塚 良夫(ビエントス)

 

                     (教科書の写真から)

 孫が学校から帰ってきて

 「音楽の授業で”素焼きのかめ“を聴いたよ。おじいちゃんがケーナを吹いていることをみんなに話したよ」
 
 ケーナで“素焼きのかめ”を吹く
「うん、その曲だ」
「ほかに楽器は・・・」
「歌っていたよ。外国語で」

「スペイン語。この曲についてもっと知りたいと思っていたんだ。よし、おじいちゃんと“素焼きのかめ”の勉強をはじめよう」


「先生はおじいちゃんで、生徒は僕」
「いや、おじいちゃんは資料提供者だ」
 
資料を読む
・曲の説明

・訳詩


 
 詩を読んだがむずかしいとわかったので、読むのを途中でやめた。
 孫には、高校生になったら、また、おじいちゃんと読もうと、資料をわたす。
 

      (参考資料 クリスティーナのレコードの解説から)

2022年5月1日日曜日

「早く登場しすぎた疫学者」今村 均(ギターラ、ボーカル) 

 2021年5月の月刊モンターニャスに、環海航路新図と日記を著した、地元の医師、廣瀬保庵の事を投稿しました。


 今回はその折り少し触れていたやはり地元(現山梨県)の医師、橋本伯寿の「断毒論」の事を書きたいと思います。


 市川で生まれ、長崎で蘭学を学び、天草で痘瘡(天然痘)の治療を見聞して、痘瘡、麻疹、梅毒、疥癬の四つを伝染病と見破り、患者の隔離による感染防止、患者の衣類の洗濯による消毒の徹底、外食や集会参加の遠慮、稽古事への登校自粛など、現在のコロナ禍に通じる感染症対策書「断毒論」を1810年(文化七年に書き上げました。

 



 天然痘、梅毒等の伝染説を唱道した、避痘隔離法の法令化を市川代官所ならびに甲府勤番支配役所に請願した書中で、医学館の疫病教授池田瑞仙の説を批判した事から「断毒論」の板木押収、出版の差止めを命ぜられます。





 当時幕府は、神田佐久間町に在る「医学館」で漢方医学生を教育し、これも甲州藤田村出身の医学者、広瀬元恭が広めた牛痘種痘以前は漢方で治療する方針を取っていました。


 市中では疫病が広まると御祈祷や呪いで厄祓いをすることが当たり前の時代でした。

 

 人心を惑わすと言う言いがかりにも近い批判で伯寿を抑え込もうとしました。


 後に板木は返却され新たに出版されます。

 現在は三版が残されて国会図書館、県立博物館等に保存されています。



 それが神田古本市で発見され、今は我が家に在ります。

 大変貴重な本なので、市川のお宝として大切に保存していきます。


 環海航路日記も長野県上田市の元庄屋のお蔵から発見され、これも我が家にやって来ました。



 去年から今年に掛けて貴重本二冊が手に入りました。

 いずれも本来なら市川に有って当たり前の本だと思います。

 故郷に奇跡的に帰って来ました。

 巡り合わせに感謝しています。

2022年4月3日日曜日

騙されやすくなりました

【買取り業者を名乗った不審な電話に要注意】
今朝、ある一本の電話があった 
若い女性の声で「買取り業者ですが不用品のカメラなどはありませんか?」という内容でした 「フィルム用のキャノンの一眼レフカメラなら一台ありますよ」と私は答えました。 
相手の女性は「それは買い取れます」と言いました。
そのあと女性は男性と変わり「他にも、貴金属、指輪などはありませんか?」と尋ねてきました。
私は「ありません」と答えました。 
相手は「夕方そちらに伺うのでカメラを見せてください」と言った。
 私は「夕方何時ごろにきますか?」と聞いたら「正確な時間はわからない」と相手は答えた。
 結果、夕方に誰も訪ねて来ませんでした。
 今になって考えれば、もし金目の物があって、それを相手に教えていれば、何か事件に巻き込まれたかもしれません。
私もオレオレ詐欺に騙されるような年齢になったということでしょうか? 


少し前までは 私はそのような詐欺には騙されない自信がありました 
それが、たった電話一本で! 
この電話以外にも、ある日 排水溝の高圧洗浄を依頼した業者が「ついでに床下も見ますよ」と言われ 見てもらいました。
すると業者は 「床下が湿気があってカビがすごいので取り除く処置をしましょう」と 三桁の修繕費を提示されました。 
排水溝の高圧洗浄はきっかけで 最初から床下を見るのが目的だったと思われます。 
すべてが悪質な業者とは言いませんが このような事例には、皆さん気をつけてくださいね。

2022年3月1日火曜日

「ウクライナ」今村 まち子(チャランゴ)

  ロシア、ウクライナの代表団による会談が昨晩行われたが、即時停戦、ロシア軍の撤退には程遠いようだ。

 ロシアの言うウクライナの非軍事化と中立化!何を言ってるんだと腹が立つ。


 

ウクライナ首都キエフ

 一つの国を乗っ取るなんてことは、まるで007かなんかの映画でも見ているような感覚で、21世紀の今起きている現実である事が信じれない。

 この不当な侵略を世界中の国々が許す訳がない。

 ソビエト崩壊から30年経ち、NATO加盟国が増える中、同じルーツを持つウクライナが西よりになるのは、どうしても許せないらしい。

 TVでいう、ウクライナが母、ロシアは子と言うのは何かなと調べたら、8-13世紀に今のウクライナとロシアにまたがる地域にキエフ公国と言う国家があり、キエフはその中心だった。

キエフ公国歴史地図


 核をチラつかせる、不気味なプーチン、ミャンマーのクーデター、新疆ウイグル自治区など心配事が今同時に起きている。

 ロシア兵士にひまわりの種を差し出し何しにきたの?とののしる勇敢な女性にエールを、たじろむロシア兵士には同胞を苦しめるなと言いたい。

ロシア兵にひまわりの種を差し出す女性


2022年2月1日火曜日

「いい音とは何か」三澤 常美(ビエントス、チャランゴ)


   「誰がヴァイオリンを殺したか(石井宏著)」の中でストラディバリウスを含めたクレモナの銘器の音色を、一般の楽器と比べて、どうなのかと問うている文章がある。


日本人の言う「音が良い」と言う表現は、西洋人にとってはなんのことか分からない。


彼らが使う音響特性の評価にはsonorityとかresponseresonanceと言う言葉が主であると言う。


   楽器が弓に敏感に反応する、良く鳴り響くことを指している。


   木材の繊維が音に共鳴して響きが形作られ段々と反応が良くなり、年月と共にやがてピークを過ぎていく。


   そう言う意味では、高名の演奏家の使った楽器ほど音は弱っていると言われ、良い楽器を選ぶなら貴族や修道院の死蔵されていた期間の長いものを選ぶべきだと言う。


   また、ある人が楽器をしばらく使っていると、楽器はその人の音になってしまうという。


「このピアノは弾きこんでいないので、弾きこんでもらうといいですよ。」と言った会話はよく聞かれる。


   ピアノのように猫が歩いても音がする楽器でさえ、弾く人によって全く違った音がするなら、修練しないといい音を出すのも難しい管楽器では、楽器の個性よりも吹き手の個性が音となって聞こえてくる。


で、話はヴァイオリンに戻り楽器としては最もデリケートで大枚をはたいてストラディバリウスを買った人物が結局、自分の音しか聞こえて来なかったと言う話を紹介している。


   また、追い討ちをかけるように、クレモナの巨匠の「ヴァイオリンに固有の音などなく、全て弾きての音なのである。」と言う言葉に著者の目からウロコが落ちる。


   アンドレス・セゴビアのギター演奏を初めて聴いた人は、これが同じギターなのかと思うほど柔らかくて甘い音色に驚くだろう。

   そこで管楽器であるケーナを色々いじっていると、材質による音色、倍音成分の違いや指穴の大きさや位置、歌口の形状で音が左右されるのに気が向いてしまうが、いい音を出すのは吹き手の技量や個性であると言うのが今回の結論である。 

2022年1月1日土曜日

「断捨離」鈴木 賢二(ギターラ)

 

 今回は断捨離です。

 棺桶が高くなると残された家族のために断捨離を考えなくてはなりません。

 溜まった家族写真、堅くいた家具、その他いらなくなったものなど。

 imagenavi(イメージナビ) - 鈴木 賢二さんのプロフィールページ。


 仕事の作品はデジタル化して、ダウンロードサイトに売り込み、原画は選定して破棄。

 溜まったカセットやレコードは、USBやSDカードにデジタル化して、あとは欲しい人にあげました。


 駄作は破棄して捨てましたが、額装したものは減りません。

 40年間貯めたものなので、段ボール何箱かになりました。

 困ったのは描いた絵。

 

 どうしましょう、助けて。