2022年2月1日火曜日

「いい音とは何か」三澤 常美(ビエントス、チャランゴ)


   「誰がヴァイオリンを殺したか(石井宏著)」の中でストラディバリウスを含めたクレモナの銘器の音色を、一般の楽器と比べて、どうなのかと問うている文章がある。


日本人の言う「音が良い」と言う表現は、西洋人にとってはなんのことか分からない。


彼らが使う音響特性の評価にはsonorityとかresponseresonanceと言う言葉が主であると言う。


   楽器が弓に敏感に反応する、良く鳴り響くことを指している。


   木材の繊維が音に共鳴して響きが形作られ段々と反応が良くなり、年月と共にやがてピークを過ぎていく。


   そう言う意味では、高名の演奏家の使った楽器ほど音は弱っていると言われ、良い楽器を選ぶなら貴族や修道院の死蔵されていた期間の長いものを選ぶべきだと言う。


   また、ある人が楽器をしばらく使っていると、楽器はその人の音になってしまうという。


「このピアノは弾きこんでいないので、弾きこんでもらうといいですよ。」と言った会話はよく聞かれる。


   ピアノのように猫が歩いても音がする楽器でさえ、弾く人によって全く違った音がするなら、修練しないといい音を出すのも難しい管楽器では、楽器の個性よりも吹き手の個性が音となって聞こえてくる。


で、話はヴァイオリンに戻り楽器としては最もデリケートで大枚をはたいてストラディバリウスを買った人物が結局、自分の音しか聞こえて来なかったと言う話を紹介している。


   また、追い討ちをかけるように、クレモナの巨匠の「ヴァイオリンに固有の音などなく、全て弾きての音なのである。」と言う言葉に著者の目からウロコが落ちる。


   アンドレス・セゴビアのギター演奏を初めて聴いた人は、これが同じギターなのかと思うほど柔らかくて甘い音色に驚くだろう。

   そこで管楽器であるケーナを色々いじっていると、材質による音色、倍音成分の違いや指穴の大きさや位置、歌口の形状で音が左右されるのに気が向いてしまうが、いい音を出すのは吹き手の技量や個性であると言うのが今回の結論である。 

2022年1月1日土曜日

「断捨離」鈴木 賢二(ギターラ)

 

 今回は断捨離です。

 棺桶が高くなると残された家族のために断捨離を考えなくてはなりません。

 溜まった家族写真、堅くいた家具、その他いらなくなったものなど。

 imagenavi(イメージナビ) - 鈴木 賢二さんのプロフィールページ。


 仕事の作品はデジタル化して、ダウンロードサイトに売り込み、原画は選定して破棄。

 溜まったカセットやレコードは、USBやSDカードにデジタル化して、あとは欲しい人にあげました。


 駄作は破棄して捨てましたが、額装したものは減りません。

 40年間貯めたものなので、段ボール何箱かになりました。

 困ったのは描いた絵。

 

 どうしましょう、助けて。


2021年12月1日水曜日

「続 Mi Bolivia ミ・ボリビア」木戸岡 信次(ビエントス)

 

 通勤の車の中で歌の練習しています。

 

 昨年も同じ曲の紹介をしたのに1年が短い!


   ※音源は、Mi Bolivia SACAMBAYA で検索してみてください。 


 時間の経つのが毎年早くなっているように思うのは、周りの人達が皆口をそろえて同意するので、自分だけではないと少し安心するのですが。


 自身の感覚では、子供のころの20倍か30倍かのスピードです。


 理屈を言えば、生きてきた時間分の一定時間の値が小さいほどスピード感大とすると。

 歳をとる、生きてきた時間の値が大きくなると、どんどん小さくなる。

 するとどんどんスピード感が大きくなる。

 時間のスピードに追い付くほどに速く動ければ良いですが、逆に遅くなる。

 

 フォルクローレを演奏するときは、聴くときは、時が止まります。


 憂鬱な時にはフォルクローレを聴いて、演奏して、歌って。


 元気を出していきましょう!

 「久しブリ」では無い感じ。


LETRA 'MI BOLIVIA'

Sacambaya

Mi Bolivia, país andino
Valles y montañas
con su Chaco y el Amazonas
soy de tus entrañas

En la Llajta nuestra gente
vive muy consciente
somos quechuas pueblos aymaras
Tupi guaraníes

Mi Bolivia como te amamos
Mi Bolivia como luchamos
todos juntos por ti
llajtamasis chayanpusqanku
sunqus kusichasqas






2021年11月1日月曜日

「ケーナが吹ける喜び」岡田 清和(ビエントス)

 

 

 6月6日早朝、家で倒れ、救急車で病院に運ばれました。

 不安定狭心症と診断され、直ぐにカテ-テル手術を受けました。



 翌日から頭痛、微熱があり、眼にも異常が出て軽いくも膜下出血と診断され入院期間も3週間位掛かりました。

 退院後は、薬の副作用もありましたが、今は元気です。

 病気になった事から、夫婦で話し合い生活を変える事にしました。

 作業は午前の2時間位、午後はゆっくりする。趣味は楽しんで行う。

 というスタイルを保って生活することとしました。

 ケーナを2ケ月ぶりに吹いて見ました。

 


 音が出ました、鳴りました。

 次に曲、脳に負担や影響があってはと恐る恐る吹きました。

 出会い、ユリ、コンドル等忘れず覚えていました。

 嬉しかったですね・・・ほっとしました。

 今は無理せず徐々に時間を伸ばしながら練習しております。

 やっぱり健康は最高、入院してつくづく感じました。

 限りある人生、楽しく過ごして行きたいと思っています。

 11月から練習に復帰しますので、よろしくお願いします。

ペルーの土産物屋


2021年10月1日金曜日

「チャランゴの修理」丸山 高男(ビエントス)

 

 県内もコロナの影響で外出自粛が続いていますが、個人的にもストレスが溜まっています。

 こんな状況が何時まで続くやら、不思議な病気ですね?

 皆さん元気にしていますか?

 フォルクローレ活動も2年近くご無沙汰ですさみしい限りです。

 早く日常に戻って演奏活動したいものですが、いつになるのかな?


 
 今年もブドウ栽培、収穫も無事終わりやっとほっと一息、この時期、暇ですることがないので、自家農園に野菜植えたりして、暇つぶししてます。

 ネットなどで は、コスキンジャパン、ZOOMによるライブ配信など楽しませてもらっています。

  でもやはり対面で顔色見ながら会って話ができるっていいですよね。

 これすらできないこともストレスです。


 
 ところであまりにも時間があるので、昔オークションで買ったチャランゴの修理を始めました。

只今、修理中


 糸巻きが壊れていたり、塗装が剥げたりしていたので、部品を買って修理中弦楽器練習したいと思います。

 この機会に、しばらく作っていなかったケーナも何本か作ろうと思っています。

 モンターニャスの練習にもなかなか参加できませんが、そのうちお邪魔いたします。

 存在感ないので忘れないでください。

路上のチャランゴ弾き(ペルー)

 こんな時期に思うことはやはり、仲間と楽しく練習したり、演奏会したりが日常になるといいですね。

 一人でやっていても面白くないし。

 また、よろしくお願いします。
 

2021年9月1日水曜日

「イエローカードの記憶」堀込 孝一(ビエントス)


 イエローカードといえば、サッカーなどのスポーツでのペナルティを思い浮かべる人が多いと思うが、ここでは「黄熱病の予防接種の証明書」のことである。
 証明書が、黄色の用紙に記載されているので、単純にイエローカードなのだと思う。

(所有するカードのサイズは、縦15cm、横10cm位。二つ折りになっている。画像は表・裏)


 2010年9月に、東京コチャバンバのペルー・ボリビア旅行に参加させてもらったが、その際「ボリビアの経由地の空港でチェックされる(可能性がある)」との趣旨で、黄熱病の予防接種を受けて接種証明書(イエローカード)を持参するように指示があった。

 
 黄熱病(イエロー・フィバー)は、野口英世の功績と共に日本での知名度は高いはずだ。

 予防接種なら地元の甲府保健所なら打ってもらえるだろうと軽い気持ちで問い合わせたが、県内ではやっていないという。
 最寄りでは、東京か横浜の検疫所なら受けられると思うとの情報。

 まずは東京の検疫所に問い合わせたが、土日の接種で旅行に間に合う予約は、もう、塞がっていた。
 慌てて横浜の検疫所に問い合わせると旅行に間に合う土曜の予約を取ることが出来た。危ない、最後のチャンスみたいなものだった。

 証明の有効期限は接種から10日後。それから10年間有効とのことだ。
 横浜検疫所の担当者から「午前9時から9時半の間までにこちらに来られますか?」と尋ねられたが、行くしかないのです。とりあえず。

 横浜に午前9時というのは、山梨から朝出発で5時頃か?ということで、朝が辛いので、車で前夜出発し横浜で仮眠等で時間をつぶして・・という計画にした。

 前日夜は、飲み会であったが、禁酒で臨み、その足で横浜へ向かった。幸い渋滞や事故等無く深夜、横浜に到着。まだ、8時間以上の時間がある。

 その間、空き地に車を止めて仮眠しようかと思ったが、適当な空き地が見つからない。夜食もかねてファミレスに入ったが、1時間超えると駐車場代が課金されるという。

 やはり横浜は、都会であり、観光地であり、田舎と違って適当な駐車場所を見つけるのは困難と知った。

 おかげで朝まで、睡魔と戦いながら休み休み横浜をドライブしながら過ごした。朝日が出てからの時間も長かった。

 やっと、朝9時に近くなり、横浜検疫所の近くの有料駐車場に車を停めて検疫所へ向かった。
 公の施設なのですぐ判るだろうと甘く考えていたが、合同庁舎の一室らしい。似たような建物があるので、多少迷いながら探す。あせって小走りで、汗ばみながら到着は9時15分くらいだっただろうか。

 さて、受付で、印紙や書類を提出し、検温を受けると、なんと体温37.6度であった。謎の発熱、確かに体調は良くない。頭もすっきりしない。寝不足だし。
 担当曰く37.5度以上の熱があると接種は受けられないそうだ。このまま、接種が受けられないと一緒に旅行に行く人に迷惑がかかるかもしれない。当然、旅行は断念したくない。

 何とか熱を下げようと考えた。

 受付には、走って来たので、ちょっと呼吸を整えてくると伝え、受付近くのスペースにあったジュースの自動販売機から、冷たいものを大量に飲んで一時的に体温を下げる作戦を思いついた。

 一気飲みの辛い炭酸飲料を避け、500mlのウーロン茶を2本買って一気に飲み干す。
 
 おかげで、次の検温では、37.4度となった。こうして、無事、予防接種を受け、イエローカードを手にすることが出来た。

 ペルー・ボリビア旅行では、一度もイエローカードの提示を求められることも無かった。

 その後、南米への旅行の機会も無く。黄熱病の予防接種が、新型コロナに効果があるというような旨い話も無く。もう、昨年(2020)、イエローカードの10年の期限到来となった。
 が、現在では法改正により、イエローカードが「生涯有効」になっていることを知る。少しうれしかった。


 新型コロナの影響で、当分、海外旅行に行けそうもないが、パスポートはしっかり10年間で期限切れになっている。
 
 いつもならいつでも海外旅行に行けるようにと更新は切らしたことはなかったが、今度のパスポート更新は、次の海外旅行の予定が入ってからになるだろう。

2021年8月1日日曜日

「自主練習」桜井 小百合(ボーカル、パーカッション)

 

 去年の今頃に月刊モンターニャスに書いた文章を読み返しました。


 自主練習をして定例会に参加する日に備えたい・・・という感じの内容。


 あれから一年。モンターニャスの練習には相変わらず行けていないし、自主練習なんて全く出来ていない・・・。


ボンボは居間の壁に吊るしたままです。



 まさか、こんなに長い期間コロナ禍が続くなんて思いもしませんでした。

 一年経って状況が好転していると思っていたのだけど、好転どころかあまり良い状況とは言えない?


 さて・・・いつ、練習に復帰すべきか考えているのですが、もう一つ問題が。

 義父(旦那の父親)の脚に下肢静脈瘤があり、毎晩風呂上りに弾性包帯を巻いてあげなきゃならなくなりました。

 夜に出掛けられない・・・

 義父が自分で上手く包帯が巻けるように只今絶賛訓練中なのですが~

何せ、80代後半の高齢者。なかなか難しい。

という事で、まだしばらくは練習に行けません。



 コロナ禍でなかなか楽しいイベントにも行けませんが、最近はオンラインライブを観てフォルクローレを楽しんでいます。

 また皆さんと演奏出来る日のために、今回こそ自主練習を頑張ります!


 来年の今頃はどうなっているでしょうかねぇ・・・?